Pier24でAbout Face写真展

021413_24photo_011000枚近くのポートレイト作品を集めた写真展About Faceがある、と聞いたので行ってみました。場所はPier24、その名もPier24 Photography。フェリービルからジャイアンツ球場に行く途中に地味な感じにあります。

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入場料は無料ですが、前もってオンラインで予約しないと入れないのと、2時間以内で鑑賞という時間制限があります。ドアは閉まっているのでブザーを押して「予約した者ですが、、、」とインターフォンに言って中に入れてもらいます。入り口で鞄を預けてセルフツアー用のパンフレットを受け取り、後は広いギャラリーを自由に探索できます。
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021413_24photo_05鑑賞の邪魔にならないようにと、よく美術館の壁に貼ってある作品情報のテキスト等はあえてなくしパンフレットに記入しているので、みんなかなり一生懸命な感じがします。

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コレクションにはアートクラスの教科書で見覚えのある有名な写真も結構あります。あれ、右の写真は今de Youngに展示中じゃ?と思ったら、パール娘のふりをした日本のアーティストのポートレイトでした。

021413_24photo_08他にも日本人アーティストの作品が結構ありました。卒業アルバム風に並べられた顔写真、これ全部同じ人(アーティスト自身)の写真だそうです。

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021413_24photo_10本当は1月で終わる筈だった写真展ですが、4月30日まで延ばす事になったそうです。時間のある方はぜひどうぞ。
Pier24 Photography

坂本龍一がバークレーでスピーチ

YMOや戦場のメリークリスマスの、ではなく、今や世界的ミュージシャン/コンポーザー/エコ・アクティビストとして知られる坂本龍一さんがベイエリアに来ている模様。坂本さんは、UCバークレー大のCenter for Japanese Studiesから与えられるBerkeley Japan Prizeの3人目の受賞者(過去には作家の村上春樹さんとアニメーターの宮崎駿さんが受賞)として招待されおり、今日の午後スピーチを行なう予定。受賞スピーチへの参加はメンバーのみですが、明日(2月9日)午後1時から行なわれるパネルディスカッションは無料で一般公開されています。ディスカッションの後は夜8時からピアノソロ演奏+トークがありますが、どうやら売り切れっぽいです。教授を一目見たい人は、早めに並んどいた方がよさそうですね。

詳しいインフォはこちらでどうぞ。

おしりかじり虫のクリエーターがワークショップ

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日本で一躍大人気だった「おしりかじり虫」のユニットクリエーター「うるまでるび」がサンンフランシスコでアニメーションのワークショックを行うそうです。主催は北加州ジャパンソサイエティー
私はこのインフォをもらうまで「おしりかじり虫」の存在さえ知りませんでしたが、経済産業省が「スーパークリエーター」の称号を与える程すごかったみたいですね。

ワークショップの開催日は1月22日(火)午後6時〜8時
参加費:学生$15、メンバー$25、メンバー以外$35

詳細はジャパンソサイエティーのウェブサイトでどうぞ。

刺繍をさせるギフトはどうですか?

122312workshop_04まだクリスマスショッピングを終えていない方、「刺繍で書く手紙セット」なんてどうですか?ドッグパッチにあるThe Workshop Residenceというギャラリー/ショップ/ワークショップで見つけた品です。

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122312workshop_05セットは、青とピンクの糸でノートのページのように見せた白地の布と、針、糸、下書き用のえんぴつ、刺繍フープ、アメリカ国内郵送分の切手の張られたおしゃれな封筒、説明書、が含まれて、ちょい高めの$25です。宿題を彷彿させるセットなので、人によってはあげてもちょっと嫌がられるかもしれない、というのが難点。器用な人は、メッセージを刺繍してからあげるというオプションもありますが、急いだ方がいいでしょう。

122312workshop_01店内には、刺繍手紙セットの他にも、こんな刺繍トートバッグもありました。よくアジア系のお店でみかける、Thank Youビニール袋をパロったもの。遠くから見ると白いバッグは特に本物っぽいです。こちらも安くはなく、白地$35、カラー地$42となっています。果たしてネタ作りのために払えるか、この値段。

122312workshop_02お店の人によると、このトートバッグシリーズは、Lauren DiCioccioというローカルのアーティストとのコラボで、彼女の手刺繍の作品を機械刺繍で再現し商品化したものだそうです。作品をいくつか見てみると、、、

122312workshop_06これ、全部手刺繍ですよ。左上と右下の細かい文字までちゃんと縫ってあります。

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122312workshop_08中のページのラインまで、ページ毎にちゃんと縫ってありそうな感じ。

122312workshop_09大量生産されたモノをあえて手刺繍で表現しているところがおもしろいです。その彼女の作品の隣に、商品化されたバージョンが売られているのもまたおもしろい。刺繍セットもらった人、ぜひ手紙下さいね。

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ヘイズバレーの雑貨屋 Kappa Zakka

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河童雑貨(Kappa Zappa)というお店がヘイズバレーにあると聞いたので、クリスマスプレゼントの下見も兼ねて行ってきました。ヘイズバレーの中心から数ブロック外れたGrove St.にあります。目印は、カラフルな3色の導き線。

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線をたどるとぶつかるのれん。思わずのれんの向こうの階段を上って行きそうになりますが、矢印に従い右に入ります。

1212_14KappaStore2細長い空間は、シンプルでニュートロラルな感じに、ゆる〜くまとめられています。

1212_03KappaKappaお店の角には、ちゃんと河童がいるんです。サンフランシスコなので、手ぬぐいじゃなくてバンダナ。お酒は辛口が好きなんですね。気が合いそう。

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棚の商品をざーっと見て目についたのは、見た事のない日本のモノ。「Hand-picked rare treats」と看板にもある通り、探さないとないとないようなこだわりの品々が並んでいます。利き酒ならぬ利き醤油が出来そうな醤油セレクション。袋がシブい。

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沖縄マヨネーズ?と思ったらヨネマース。「マース」は沖縄の方言で塩のことを言うそうなので、与根製塩所と合わせてヨネマースなんでしょうね。でもやっぱりマヨネーズって読んじゃう。

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日本の本も、写真集や絵本などが数冊ずつ置いてありました。未来ちゃんの表紙が好きなのでついつい一枚。フォークでがっつく未来ちゃんの手前には、おいしい具合に木製スプーン。

1212_08KappaReath1212_09KappaCeramics

ローカルアーティストでは、この日お店にもいたmomocaさんのリースや、Kiyomi CeramicsのKiyomiさんの陶芸(どちらもイーストベイのアーティスト)等のオリジナル作品が置いてあります。

1212_11KappaSocks

日本製のカラフルな靴下もあります。アメリカの靴下は安くていいけどすぐ穴が開いちゃうので、久々に日本製もいいかも。入り口の導き線と同じような色合いの靴下があるのは偶然?

1212_04KappaStore

反対側から見るととお店の中はこんな感じ。小物、アクセサリーの他にアートプリントもありますが、ポスターじゃなくて本当のプリントなので決して安くはないです。

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1212_13KappaTanukiEtc

日本昔話から出てきたみたいな置物たち。民芸品のような、誰かの手芸作品のような、憎めないかわいさがあります。
写真には撮りませんでしたが、店の奥にはガーデンもあり、時折イベントも行なっているそうです。まだクリスマスギフトを探し中!の人、自分で作ってないけど手作り感一杯のスペシャルな品が見つかるかもしれませんよ。

POP UP 東京ラーメン@KAMINARI

Balboa StでNo MSGの「東京ラーメン」が始まった、という噂を聞きつけてインナーリッチモンドに行ってきました。お店の名前は知らなかったので、5thの辺りからぶらぶらしてみたのですが、この辺は寿司屋が多いの知ってましたか?

112912Balboa_BalboaSushiHouse寿司屋というよりカフェかプラント屋のようなBalboa Sushi House

112912Balboa_SushiBistro続いてちょっとモダン、これまた日本人には寿司屋っぽくないSushi Bistro

112912Balboa_Yuuki前はチャイニーズだったんじゃない?感があるYuubi Japanese Restaurant

112912Balboa_Tekkaその狭さが入りたくさせるけど、その狭さゆえにいつも入れないてっか

112912Balboa_Kaminari01そして、てっかさんの迎えにラーメンの文字発見。

112912Balboa_Kaminari02東京ラーメン、NO MSGありました。お店の名前はKAMINARI。もちろんお寿司もあります。Balboa Stですからね。もっとおもしろいのは、ここでは寿司だけでなくてタイ料理が食べられるんです。というかタイ料理屋さんみたいです。寿司とラーメン以外は。不思議ですよね。

112912Balboa_Kaminari03お目当ての東京ラーメンは、スープ1種類のみでチャーシュー有りか無し、とかなりシンプル。基本的にランチメニューのラーメンだそうですが、スープがある時は夜でも作ってくれるとの事。

112912Balboa_Kaminari04ちょっと待ってテーブルに来たラーメンがこれ。「とんこつが主流のベイエリアのラーメンに飽きてきているので、さっぱりと、その辺でぱっと食べられるようなラーメンがコンセプト」なんだそうです。しつこいですがMSGは使用しておらず、スープもチャーシューも全部自家製。

112912Balboa_Kaminari05中太の麺はちゅるるっとしてて悪くないです。スープは甘めで、ギトギトでない美味しいコクがあるけれども、もうちょっと味が欲しい感じ。個人的には、ほうれん草は要らないので卵が欲しかったです。それとネギももっと多めで。海苔は、こだわりなのか、お皿のわきに乗っていて食べる時に自分で入れるようになってました。

112912Balboa_Kaminari07自家製チャーシューは、味は美味しいのだけれど筋が多くてちょっとゴロゴロし過ぎ。歯にはさまります。

濃い味好きや〆ラーメンを求める人にはちょっと物足りないかと思いますが、とんこつでない、ヘルシーで優しい味の素朴なラーメンが好きな人にはおすすめ。

KAMINARI
560 Balboa St
(between 7th Ave & 6th Ave)
San Francisco, CA 94118
(415) 379-6422
Mon-Sun 11 am – 10:30 pm

ミッションでAJ Fosikさんのアート

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ミッションにあるGuerrero Galleryで、シアトルベースのアーティストAJ Fosikさんの作品を観てきました。

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入ってすぐに目が行ったのは、四つん這いのろくろ首風タイガー?カラフルにペイントされた木のピースが綿密に並べられています。職人技ですね。

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がっつり見始める前に、ギャラリー全体はこんな感じでかなりゆったり広々。この日は犬が風船で遊んでました。

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作品は全て木とネジで出来ている立体彫刻。カラフルさ、複数の顔、動物人間のようなサブジェクトが、バリのお面やヒンズー教アートを彷彿させます。同じ作品でも、角度によってかなり違った印象に見えます。

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ほら、これも。

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展示されている中で一番大きいのがこれ。ボディーの茶色と手足の赤の色のコントラストとグラデーションがいいです。鬼っぽいですね。

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作品数が多くないのですぐに見終わってしまうのが残念ですが、ミッションに行くついでにでも寄ってみてはいかかでしょうか。展示は12月8日(土)まで。

Guerrero Gallery
2700 19th Street, San Francisco, CA 94110
Tuesday – Saturday 11a-7p
Sunday 12p-5p
415.400.5168

ジャパンタウンにSHIBUYASFオープン

111312shibuyasf_01ジャパンタウンの中にオープンした新しいお店SHIBUYASF。立て看板が読みにくいですが、よーく読むと、日本でランキング#1の下着ショップエメフィール(aimerfeel)がサンフランシスコに到来ってことのようです。

111312shibuyasf_02反対側から見るとこんな感じ。ここは、以前婦人服のオモダカがあった場所で向かいにあるのは池坊フォイス。コンセプト的に真逆な存在が向かい合ってる、不思議な空間です。

111312shibuyasf_05ウィンドウ越しに覗くと中はこんな風。お客さんが誰もいない上にギャル度の高さに躊躇し。しばらくこうやって外をうろうろ。

111312shibuyasf_03入ってみると、店員のJessicaさんとEllyさんが笑顔でお迎え。買う気がないのがバレバレなのに、丁寧に対応してくれてエラいです。店内は期待を裏切らず全部ピンク。かなり乙女チックに飾られています。

111312shibuyasf_04セレクションは、機能的というよりは、ほとんどが俗に言う「勝負下着」ってやつだと思われます。お値段は上下のセットが$45ぐらいから。今月の終わりにはホリデーに合わせたシーズン商品が入って来る予定だそうです。門松とか鏡餅が着いたヤツだったら買いたいです。

111312shibuyasf_06The new definition for freedom、フリーブラ!もしかしたら大胸筋矯正サポーターかも?