食べられるゴルティエ

残り数日となったde Young Musuemでのゴルティエ展。そのゴルティエのデザインをお菓子で再現した、という情報をゲットしたので、パティシエMiyukiさんを訪ねてサウスサンフランシスコまで行ってきました。場所はMiyukiさんがインストラクターとして勤めるSan Francisco Baking Institute

080912Gaultier_Corset1入り口にいきなりありました、食べられる(食べようと思えば)ゴルティエが。元となったコルセットの写真がないのが残念ですが、とにかく細部まで丁寧に作られていて綺麗。不思議と洋服の生地の雰囲気がお菓子の生地でもちゃんと出ています。

080912Gaultier_Corset3繊細なレース部分は、触ったとたんにシャワホロと崩れてしまいそうなペイストリー。意外にも色はカレー粉でだしているそうで、しっかりとカレーの匂い。

080912Gaultier_Corset2後ろまでこんなにちゃんとしてます(当たりまえ)。本当に着れちゃいそうな薄さの身ごろ。ずーっと見ているうちに「本当にシャワホロっと壊れるのだろうか、壊れるところが見たい」と手を延ばしたくなってしまいます。

080912Gaultier_BakersWifeこちらはもっとストレートな感じ。キレイな上に美味しそう。やはり出てきてしまうのは「ちぎって食べてしまいたい」という破壊願望と食欲。

080912Gaultier_ConeBraそしてゴルティエと言えばかかせないのがマドンナのコーンブラ。材料はカラーリングしたホワイトチョコだそうです。ジッパーはもちろん、よーく見ると細かい縫い目の一つ一つまでポツポツと再現してあります。

080912Gaultier_Straplessdress作品にかかった所要時間は、コルセットが60時間、コーンブラが48時間なのに対し、この紫のストラップドレス(全景写真なくてすみません)がなんと400時間!びっくりですね。制作過程や、このプロジェクトの発端となったde Young Museumでのバスティーユ・デイ(Bastille Day) パーティの写真をMiyukiさんがシェアしてくれました。興味のある人はこちらでどうぞ。

人気のゴルティエ展最終日は次の日曜、8月19日と迫っています。ゴージャスかつワイルドなゴルティエの作品に加え、メディアを駆使したディスプレイもユニークでとても見応えのあるショーです。まだの方は是非行ってみて下さい。

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食べられるゴルティエ」への1件のフィードバック

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