明けましておめでとうございました。
2013年もよろしくお願いします。
さて新年のごあいさつを済ませたところで、今年から施行される市の条例などを中心に、ちょっと役に立つ情報をまとめて載せたいと思います。
パーキングメーターが日曜日も有料に
サンフランシスコ市内の路上や公共駐車場などに設置されているパーキングメーター。これまでは日曜日は無料で駐車できていたのですが、1月6日(日)から正午~午後6時は料金を支払わなければいけなくなります。SFMTAのサイトに詳細が載っているので参照ください。SFGateの記事によると、最初の3週間(1月20日まで)は、違反しても警告を受けるだけのようです。ちなみに罰金は62~72ドルです。
フィッシャーマンズワーフやエンバカデロ周辺はこれまでどおり、毎日午前7時〜午後7時(または午後11時)まで有料です
州全域でSales Taxが0.25%アップ
昨年11月の住民投票でジェリー・ブラウン州知事が提案していたPropositon 30が可決したため、今年1月1日からカリフォルニア州全域でSales Tax(消費税と呼んでもいいのでしょうか)が0.25%上がりました。CBSニュースによると、ベイエリアで一番高いのはコントラコスタ郡エルセリートとアラメダ郡ユニオンシティの9.5%とのこと。サンフランシスコ市は8.75%です。
サンフランシスコ市の最低賃金が10ドル55セントに
昨年、全米で初めて10ドルを超えたサンフランシスコ市のMinimum Wageが、さらに31セント上がり、今年1月1日から10ドル55セントになりました。もちろん全米一です。(詳細)
17歳以下対象のMUNI無料プログラム導入へ
低所得〜中間所得層世帯の5歳から17歳の市民を対象にした「Free Muni for Youth」プログラムが今年3月1日から導入されます。申し込みはSFMTAの窓口か、または郵便で。オンラインでの申し込みも1月7日以降に開始予定となっています。詳細はこちらで。
アラメダ郡でもレジ袋が10セントに
ビニール袋の流通を減らすため、市民に買い物袋の持参や再利用を呼びかける条例が、アラメダ郡でも今年1月1日から施行されました。サンフランシスコ市では昨年10月以降、飲食店以外のすべての小売店で義務付けられていますが、アラメダ郡では「販売用に包装された食品を扱う小売店」に限られているようです。ということは、対象はスーパーマーケットやコンビニストアなどですね。これらの店舗でのビニール袋の使用は全面禁止になり、紙製のレジ袋を求める顧客に対しては10セントが課金されるようになります。詳しくはこちらで。
公共ヌードは禁止になるのか
昨年12月にサンフランシスコ市議会を通過した「公共ヌード禁止法」(本当の名称は違うと思いますが)、今のところ今年2月から導入になる予定ですが、活動家からの反対の声も高く、実際にはどうなるのか不明です。法案の内容は、公共の場でヌードになること(厳密には性器の露出)を禁止し、許可を受けたイベント(Pride ParadeやFolsom Street Fairなど)や私有地での露出は問わないというもの。ちなみに5歳以下は対象外です。サンフランシスコらしくないような、でも逆にサンフランシスコらしいともいえる公共ヌード禁止法。これからどんな動きを見せるのか、見守っていきたいと思います。