噂のRamen Shopをレポートします

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今月はじめにオークランドのRockridgeにオープンした Ramen Shop(5812 College Ave.)に行ってきました。アドレスを頼りに目的地にたどり着くと、どう見てもまだ工事中な外観。でもサインは「OPEN」になってるので入ってみると…

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おお、人がいっぱいです。手前がバーで、奥がダイニング。そしてその真ん中には「ラーメン」のちょうちん。いいですねぇ。右手の看板は惜しい感じに「ラーメソ屋」ですが。

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奥に進むと、テーブルは大人な雰囲気です。地元産の新鮮な有機食材のおいしさを生かした料理法で知られるChez Panisse出身のシェフらが腕を振るうということで、庶民的なラーメン屋とはちょっと客層も違うようです。

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カウンター席に座ったんですが、木材の感じといい、カウンターの奥行きといい、目の前にキッチンが広がる設計といい、どれも計算された粋な空間。満員になると隣のお客さんとの隙間がゼロになるので、ちょっと食べにくくなるのが難点ですが、楽しいのでそれもあまり気になりません。

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メニューは毎日日替わり。この日はアペタイザー3品、ラーメン3種、デザート2品でした。せっかくなので(?)アペタイザーを全部注文してみたら、これが大正解。一品目のさばの南蛮漬け(たぶん。英名はPickled Sierra Mackerel $9)がとにかく絶品で、はるばるサンフランシスコから来てよかった〜と実感しました。

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続いてカウンター越しにサーブされたのが、エビのサラダ($12)とイカ&ポークのチャーハン($11)。サラダはまぁ普通だったんですが、チャーハンというよりピラフに近い食感のWild Nettle Fried Riceがこれまた美味。これとさばをもう一回頼みたいのを我慢してラーメンに挑みました。

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はい。全種頼んでしまいました。左からVeggie Miso($13)、Burnt Miso($16)、Shio($15)です。麺もこだわりの自家製とのことですが、太めの四角いストレート麺なので、細いちぢれ麺好きとしては残念。余計なものを入れないストイックな姿勢の表れなのか、スープにコクが足りないようにも感じましたが、この辺も「どんなラーメンが好きか」で意見が分かれるところでしょう。とりあえずお値段が高めなのは確かです。

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なんて言いながらも完食。実はカウンターのお隣りに座っていた男性2人組も同じようにラーメンを全種食べていまして(アペタイザーはたぶん食べていない)、「焦がし味噌が一番おいしい」という意見でお互い一致しました。

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ちなみにこちらが製麺機。日本から輸入したのか、説明書きがすべて日本語でした。「非常停止」とか緊張感あふれる文字が見えて、こちらまで緊張。

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食べ過ぎの夜を締めくくるのはデザート。途中からこの日の目的が「メニュー全品制覇」に変わったので、もちろん2品頼みました。あずき&ココナッツ(右)と、黒ごまアイスクリームのクッキーサンド(ともに$6)。もうちょっとアイスが欲しいかな〜とも思いましたが、おいしくいただきました。

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5時すぎに入店したときはすぐに座れたんですが、6時半すぎに帰るころには「1時間待ち」という声を聞きました。待ってる間も楽しそうなお店ですが、すぐに食べたい!という方は早めにお出かけください。現在、営業はディナーのみ(午後4時〜12時)。火曜定休。予約は取りません。

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噂のRamen Shopをレポートします」への1件のフィードバック

  1. luke

    あれは、大和製作所のリッチメンという製麺機ですね。
    ラーメンスクールもやっているので、ひょっとしたらそこでラーメンの
    作り方を学んだのではないでしょうか?
    大和のラーメンスクールは無化調で教えるし、ラーメンショップも基本的に無化調でやってますから。

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