今日はサンフランシスコから南に約40キロ、サンマテオ郡モンタラにある Point Montara Lighthouse を紹介したいと思います。
モンタラは、パシフィカとハーフムーンベイの間にある小さな町で、灯台への入り口は太平洋沿いを走るハイウェー1号線上にあります。ちなみに東京からの距離は5131マイル(約8250キロ)。タヒチの方が近いようです。
この灯台は1928年に設置されたものですが、こちらのサイトによると建造は1881年。1922年までマサチューセッツ州ケープコッドで使用され、大陸を横断して太平洋側にやってきたそうです。大西洋も見ていた灯台ということで、ちょっとロマンチックですね。
なんて歩いていると、いきなりサメがお出迎え。「訪問者はオフィスでチェックインしてね」「よかったら寄付もよろしく」ということらしいです。
オフィスはこちら。Point Montaraはカリフォルニア州公園管理局の管轄ですが、Hostelling International登録者用のホステルとしても運営されています。財政難のため閉鎖の噂もあり、存続のために署名を集めています。
サメから見てオフィスの反対側には、こんな景色が広がっています。ぜいたくな眺めですねー。
そして脇の小道を歩いていくと、今度はビーチが見えてきました。人が全然いなくて、ほぼ貸し切りです。これもぜいたく!
ビーチには波の跡が何層も残っていました。あっという間に曇り空になってしまったのが残念ですが、この辺りの天気は変わりやすいのでしょうがないですね。どちらにしても水は冷たすぎて入れないし。
波の跡のクローズアップです。海藻に貝殻に生物の死骸。じっくり見れば見るほど発見があります。
そして、この日一番の収穫がこちら。ところどころに小石が詰まっていますが、殻も足も全部残っていました。ほぼ貸し切りビーチならではの掘り出し物ですね。
そんな Point Montara Lighthouse の入り口です。ハイウェー1号線沿いにありますが、見落とす可能性大なのでご注意ください。日没後に出入りできるのはホステルの滞在者のみです。