先日、ゴールデンゲートパークに散歩に行ったときのことです。天気がいいなぁとミュージックコンコース(デヤング・ミュージアムとカリフォルニア・アカデミー科学館に挟まれたエリアの正式名称らしいです)を歩いていたら、一本の木にリボンというか、しめ縄に見えなくもないものが巻いてあるのが目に入りました。
木に近づいてみると、あれ? これ、今年3月に市内のメディアやブログで話題になった小びとサイズのドアじゃないですか? 金属で固定していたために木へのダメージが懸念され、公園管理局が撤去したと聞いていたんですが、ちょっと形を変えて復活していたんですね。
ドアを開けて中をのぞくと、貝殻やキャンディーやおもちゃなどのお供え物(?)が詰まっていて、その奥にこの黄色いノートが置いてありました。
どうやらドアの向こうには小さな妖精が棲んでいて、ノートに書き込まれたメッセージや質問に対する回答を公式サイト(!)で公開しているようです。妖精もなかなか現代っ子な時代なんですね。
ところでこの木、どこかで見たような気がしませんか?
そうです、バレンタインデーの週に「当たればラッキー! 今週の運勢」でハート型のチョコをひとつ置き去りにした場所なんです。ドアが現れたのはバレンタインデーの直後らしいので、もしかしたらチョコの妖精かも? バレンタインデー前にお参りしたら、ラブ運が上がるかもしれませんよ!