アムトラックでレイクタホ旅行(その3)

午前10時15分発レイクタホ行きのバスがサクラメントの Amtrak 駅を出発したのは、たしか10時50分ぐらい。乗り継ぎ客を乗せたバスの到着が遅れたのが原因でした。乗客数は35人ほど。満席ではありませんが、これ以上乗ってきたら息が詰まるかも、というレベルです。時刻表によると、目的地のステートライン(カリフォルニア州側)まで2時間半。ここにきて急に睡魔に襲われ、プラサービルのバス停まで寝てしまいました。前の席に座った女性も窓に頭を固定させて爆睡中。

そして! バスに揺られて1時間半ぐらいの地点で見えてきました! 雪です! 実は今回のレイクタホ旅行の目的は「雪を見ること」。新年明けてすぐの平日なら、宿泊代をセーブしつつホリデーの余韻を残した雪景色が見れるのではないかと1カ月ちょっと前にチケットを取ったんですが、その後カリフォルニア州の異常な干ばつがニュースで報じられるようになり、「レイクタホでは裸でビーチに横たわる人の姿も…」なんて書かれたりして、行く前から半分企画倒れ気味でした。でも、これぐらいの雪でいいんです。タホはもっと山の中だし、期待できるかも!

…なんて思った私がバカでした。朝4時45分に起きて、列車とバスを乗り継いでやってきたレイクタホ。雪はおろか太陽まで見えない裏切りぶりです。

これが雪景色だったら、どんなにきれいだったことか… 山の上の方に白く見えるのはスキーコースでしょう。スキー場はかろうじてオープンしているとニュースで読みました。

残念な気分のままステートラインのトランジットセンターに到着。場所はカリフォルニアとネバダのほんとに州境で、バス停の左がカジノ街、右がスキーリゾートの Heavenly です。このトランジットセンターはレイクタホ周辺を巡回する公共バスやスキーシャトルの発着点でもあるようで、乗り場がいくつもありました。

まったく季節感のない道を歩いて宿泊先に向かいます。これは途中で振り返ったときの図。右の茶色いエリアが Heavenly Village、奥のグレーっぽい建物が Harrah’s(カジノホテル)です。

トランジットセンターから(重い荷物を持って)歩いて10分ほどでモーテルに到着。料金が比較的お得だったのと、Expedia の点数 がよかったという理由で選んだ 3 Peaks Resort & Beach Club ですが、まぁ普通でした。お値段はたしか、ホテル税など全部入れて2泊で130ドル。目抜き通り沿いのモーテルも空き部屋がたくさんありそうな雰囲気だったので、予約なしの車の旅だったらもっと便利なところを見つけられたかもしれません。(まだ続く

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