ファイナンシャルディストリクトに先月オープンした「The Ramen Bar」に行ってきました。自身の名前をそのまま店名にした Michael Mina をはじめ、サンフランシスコ市内で6つのレストランを展開するマイケル・ミナ氏が、日本人シェフと手を組んで開いたというラーメン専門店。一杯12ドルからと聞いて「どんなラーメンだろう」と気になっていました。
住所は 101 California Street。1993年に34階の法律事務所で8人が射殺されるという事件が起きた有名な高層ビルの1階にあります。ビル自体は48階建て。サンフランシスコらしく、上の方は霧でかすんでいます。
お店の中はカジュアルな雰囲気です。右がテイクアウトのカウンターでしょうか。平日の7時半ごろに行ったらちょっと列ができていて、10分ほど待ちました。
メニューはラーメン6種のほかに、丼物とサラダがあり、おつまみ類は4品だけ。アルコールはビール、酒、ワインを一通りそろえていて、デザートもあります。
まずはメニューの一番上の北海道ラーメン(Hokkaido Miso-Butter Chashu $14)。みそバター味でスイートコーンがのっています。見た目は予想以上に普通にラーメンです。最初からピリ辛なのは、今の流行でしょうか。煮卵は一切れしか写っていませんが、のりの下にもう一個隠れていました。
こちらがしょうゆ味の東京ラーメン(Tokyo-Style Kurobuta Pork $12)。追加トッピングを頼んでいないのに、コーンものってきました。薬味セットには自家製豆板醤があり、「しょうゆラーメンにぜひ」と勧められました。やはりみんな辛いのが好きなんですね。
これはノリで頼んでしまったカレー(Beef Short Rib Kare $12)。ニンジンとじゃがいもが後乗せのカレーは初めて見ました。とにかく肉がゴロゴロと入っていて、どちらかというとビーフシチューのよう。お肉好きにはうれしい一品かもしれません。
麺は中太でやや縮れ。黄色くて、個人的には好きなタイプの麺です。ゆで加減もまぁまぁ。東京ラーメンはちょっと甘めでしたが、具もそれなりにのってるし、いい意味でも悪い意味でも「これで12ドル!?」とびっくりするような内容ではありませんでした。
一番興味深かったのはキッチンです。カウンターから丸見えなんですが、ラーメンというよりはブリトーを組み立てるような流れ作業。アメリカだな〜っとしみじみ感じました。
お隣は同じくマイケル・ミナ・グループの PABU という高級居酒屋&すしバー。裏の廊下でつながっていてトイレは共有なんですが、こちらはお金持ち感が漂いすぎていてメニューを見るのも怖いほど。勇気のある方はこちらで見てみてください。
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