先日オーシャンビーチに行ったら、波打ち際で釣りをしている人が普段の4倍ぐらいいました。平日なのに不思議だなぁと思っていたら、そうでした、11月1日からベイエリア沿岸でのカニ漁(Recreational Crabbing)が解禁になったのです。
オーシャンビーチやサンマテオ郡の海岸を散歩していると、立派なカニがカモメたちの餌食になっているのをよく見かけます。1日に10匹ぐらい目撃することも珍しくなく、まだ五体満足(?)で生きている場合は味方になって、カモメを追い払ってみたりします。
これってつまり、カニがたくさんいるということですよね? 実際に釣るとなると道具やらライセンスやらが必要になるけど、カニが好きなら自分で獲るのもアリかなぁと思いました。というのも、取っ手の付いた網を片手にウェットスーツでぐんぐん海に入っていって、金魚すくいの要領でカニをすくっている「釣り人」を見かけたからです。釣り竿に罠を仕掛けるのは面倒くさいけど、あれなら原始的だし楽しそう。
さて、11月に入ってカニ漁解禁と同時に急に秋っぽくなったサンフランシスコ。秋晴れが続いて空を見るのが楽しい毎日です。
するとペリカンの群れが次から次へと北に向かっていきました。これから冬なのに北? と思ったら、通りすがりの人が「たぶんどこかで食べ物を見つけたんでしょうね」と言ってました。
食い意地で行動しているとは思えないほど優雅な動き。
そしてビーチはビーチで、鳥と人間がきれいなラインを形成していました。
ところがその波打ち際に、いきなり複数の穴が出現。何かと思ったら、右手に金属探知機、左手にシャベルを持った男性がとても手際よく仕事をしていました。何か見つけたのだろうか、ちょっと気になります。