サンフランシスコ市内の著名レストラン約130店がお手ごろ価格のランチまたはディナーを提供する「SF Restaurant Week」が明日20日(水)から31日(日)まで催されます。
一昨年まで「Dine About Town」と呼ばれていたイベントと内容はほぼ同じで、2コースのランチが15ドルまたは25ドル、3コースのディナーは40ドルまたは65ドルで楽しめる企画です。(税+チップは別)
普段なかなか行けないようなレストランでも、コースメニューの値段があらかじめ分かっていれば安心です。イベント期間中に参加レストラン4店以上で食事をして SF Restaurant Week のフェイスブックページに書き込めば、総額1200ドル相当の食事券が当たるかも…なんていう企画もあるそうです。詳細はこちら。これは要チェックです。
さて、今回の参加レストランの中で2016年度ミシュランガイドの1つ星を獲得しているのは「Luce」と「Spruce」の2店。その Spruce に2013年の Dine About Town でお邪魔したことがあるので、古い写真ですみませんが紹介したいと思います。
場所は、高級住宅街っぽい雰囲気が漂うLaurel Heights(ローレルハイツ)。ファインダイニングとは縁のない生活を送っているので、ドキドキしながらお店に入りました。
店内は天井が高くて開放感にあふれ、お客さんの服装も想像していたよりずっとカジュアル。お子様連れで「散歩の帰りに立ち寄りました」風な奥様方もいて、単純においしいランチを食べにきている感じに好感が持てました。
2013年6月の Dine About Town のランチメニューは、このとおり。スープとラビオリで18ドル95セントです。
でもせっかく来たので、赤チコリと梨のサラダも追加して友人と2人で分けました。一緒に運ばれてきたバターや塩コショウがいかにもファインダイニングな趣きで、いちいち緊張。
スイートピーの冷製スープ。色の鮮やかさも味も「やっぱりこだわってる店は違うなぁ」と思ったのを覚えています。
本日のメイン、仔牛のラビオリです。おいし〜。でも小っさ!! この倍は食べたかったです。いや3倍でも軽くいけたかも。
ここまできたらデザートも、ということで2品をシェア。結局2コースのランチにサラダ、デザート(2品)、ドリンク2杯を追加して、税+チップ込みで2人で120ドルでした。これぞ Dine About Town の罠? 予定よりも高いランチになってしまいましたが、雰囲気もよかったし優雅な気分に浸れたので個人的には満足でした。
Spruce をはじめ各レストランの今年のメニューはこちらでチェックできます。単純に値段だけで、どこのメニューが特にお得(または損)と判定している記事もあるので、気になる方は読んでみてください。