昨日まで、こんな配色で照らされていた市庁舎。たぶん、ウォリアーズのNBAシーズン最多勝記録更新とプレーオフ進出を祝っていると思われます。そして、その手前でぼんやりと白く発光しているのは…?
なんと巨大なウサギさんたちです。
この公共アートのタイトルは「Intrude」。白くてかわいくて無垢な動物と思われがちなウサギですが、制作者の Amanda Parer さんの母国オーストラリアでは生態系に大きなダメージを与えた外来生物として認識されているそうで、この作品には自然界のバランスの危うさや人間に託された役割を感じ取ってほしいという思いが込められています。
あまりにも大きくてちょっと怖いぐらいですが、そのあたりもアーティストの狙いでしょう。本当は昼間の光景も一緒に紹介したかったんですが、公開が25日(月)までと時間が迫っているので載せてしまいます。
市庁舎は昨日(21日)、57歳の若さで急逝したミュージシャン、プリンスさんを悼んで照明の色がパープルに変わりました。合掌。