しばらく更新を怠っている間に夏になってしまいました。
夏といえばカウンティフェア。
初日は午後5時まで入場料が1ドル(通常は大人12ドル)だと聞いて
Alameda County Fair に、もちろん初日に行ってきました。
駐車代10ドルを払って車を停めて
金属探知機をくぐって荷物検査を受けて、入場料を払って入場です。
平日ですがまずまずの賑わい。
少し歩くと香ばしい匂いと煙の洗礼を受けました。
写真だとあまり大きく見えませんが、チキンではなくターキーレッグです。
ギャートルズごっこをしたい方におすすめです。
クッキーでもケーキでも、なんでも揚げちゃうのがアメリカ式。
ほかにも桃やスイカを切って揚げてるお店がありました。
なんでわざわざアンヘルシーにするんだろう。
なんて思いながら、最高にアンヘルシーっぽいフードをゲット。
その名も「Bacon Wrapped Pork Belly」です!!
日本語にすると「豚バラのベーコン巻き」?
一回食べたら気が済んだので次回はないと思います。
会場内にはテーブルやベンチがたくさんあって
買ってきたフードを食べたりひと休みしたり。
ちなみにこのフェアは食べ物の持ち込みOKで
ガラス瓶、缶、アルコール類以外なら飲み物も大丈夫だそうです。
そして、ゴミはゴミ箱に。
カウンティフェアは農業ショー(Agricultural Show)の類義語でもあるので
地域によっては特産物の展示や家畜の品評会も行われます。
小ブタのレースも大盛況。
動物を人間のために飼育して利用するのは意見が分かれるところですが
家畜の世話をしながら育ったと思われる農家の子どもたちが
誇らしげに牛を先導したり来場客の質問に答えたりするのを見ると
大国の土台はここにあるんだなぁといつも再認識させられます。
カウンティフェアにはほかにも見どころがたくさんあって
ここのフェアは庭づくりコンテストも人気。
あと、地味だけど興味深いのが美術や手芸のコンテスト。
子どもの絵画や工作も微笑ましいんですが
編み物や裁縫、ビーズ、陶芸まで幅広い作品が展示されていて
みんないろんなものが好きなんだなぁと感心します。
観光地なんかで顔を入れて写真を撮るボードも
とてもアメリカン。
お祭りの会場で、ホットタブのセールっていうのもアメリカン。
お庭用のバーベキューグリルも売っていました。
そしてカウンティフェアの一番人気は、やっぱり遊園地。
これはベンチに座って空中をぐるぐる回る遊具ですが
こんなに高いところを回されるヤツは初めてみました。
射的とか輪投げとかで景品を狙うゲームは
景品に流行が見え隠れしておもしろい。
最近はウンコが流行ってるんでしょうか。
遊園地は日没直後がシャッターチャンス。
この時間帯から高校生ぐらいの来場客がどっと増えて
また違った雰囲気になるのもカウンティフェアならでは。
アメリカのいろんな顔が見れるという意味でも
一度は行く価値のあるイベントだと思います。
参考までにベイエリアでこれから開かれる
カウンティフェアの一覧を載せておきます。
皆さん、楽しく安全な夏休みを!!
- Alameda County Fair(7月4日まで。6月20、27日は休み)
今回紹介したフェアです。7月4日は花火もあります。
割り引きプロモーションがいろいろあるので要チェック!! - Marin County Fair(6月30日〜7月4日)
入場料は高めですが、遊具乗り放題。
毎日9時半から花火ショーがあります。 - Sonoma County Fair(7月22日〜8月7日。月曜休み)
競馬観戦ができる日もあります。各種プロモーションはこちら。 - Solano County Fair(7月27日〜31日)
格闘技のショーや、車同士がぶつかる Demolition Derby もあります(別料金)。 - Santa Clara County Fair(8月4日〜7日)
サンノゼで開かれるフェアです。
規模は小さめですが子ども向けのアトラクションが充実。