少し前の話になりますが、今年の2〜3月にサンフランシスコ市内のバーを渡り歩く機会がありました。まったくお酒が飲めない私ですが、雰囲気や景色が楽しめるお店をいくつか発見したので、簡単に紹介したいと思います。
最初の3枚の写真は、テンダーロイン地区の治安ギリギリの場所に開業したProper Hotelの屋上にある「Charmaine’s」。住所はMarket Streetになっていますが、バーに上がるエレベーターは裏のMcAllister Streetからアクセスできます。営業時間中はだいたい列ができているのですぐ分かるはず。並んでいる客層と道の向かい側で地面に座っている住民らしき人々の差にサンフランシスコの今が垣間見えるスポットでもあります。
屋上のバーはかなりセレブな雰囲気。ただ面積が狭いうえにお客さんであふれているので、優雅な感じはありません。写真も撮りにくいです。夕方から夜にかけて火を囲んでゆっくりできたら最高ですが、その時間帯に特等席を確保するには相当の運and/or計画性と根性が不可欠かと思われます。
お次はダウンタウンの「Local Edition」です。入り口は普通のオフィスビルのドアですが、階段を下りるとそこはフィルムノワールの世界。赤くて薄暗くてムード満点です。
平日は夜8時からステージにバンドが登場するのもこのお店の魅力。普段聴かないジャンルでも生演奏は迫力があって、やっぱり音楽っていいなぁと思います。客層も他のバーより落ち着いている感じで、大人な夜が楽しめます。暗くてメニューが読みづらいのが大人の悩みですが。
最後はユニオンスクエアのヒルトンホテルの46階にあるCityscape Loungeです。西側と東側の壁がほとんど窓ばかりの造りになっていて、どの席も特等席!! 周囲に高層ビルがないので見晴らしも抜群です。旅行の最後の夜に行ったりしたらロマンティックかも。私は仕事と仕事の合間の息抜きに使わせていただきましたが、いい感じにリフレッシュできました。
お酒が飲めなくても楽しめるバーは意外とたくさんあるようです。このバー巡りをした後にオープンしたお店もいくつかあるので、また潜り込んで報告したいと思います。