入館無料の日に「一角獣を抱く貴婦人」

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2月の第一火曜日の入館無料の日に、リージョン・オブ・オナー美術館(Legion of Honor)に行ってきました。美術館や博物館は建物自体も被写体としておもしろいので入る前にいろいろ撮影。小さくて分かりませんが、ど真ん中に写っているのはロダンの「考える人」です。

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ヨーロッパの絵画・彫刻が多いらしく、姉妹館(?)の de Young Museum に比べるとかなりクラシックな雰囲気。美術史の授業を取っているような気分になります。

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生まれ変わったNew Mission Theater

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「ディナーやカクテルを味わいながら映画が楽しめる」をコンセプトに、先月ミッション地区にオープンした複合映画館「New Mission」(2550 Mission St.)に行ってきました。テキサス州オースティンに拠点を置くAlamo Drafthouse Cinema のカリフォルニア州進出を飾る1号店。ロサンゼルスでも建設が進んでいますが、オープニングはまだ先のようです。

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浅野忠信がサンフランシスコに!!

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日本のポップカルチャーの祭典、J-POP SUMMITが8月8日(土)、9日(日)にサンフランシスコで開催されます。2009年に始まったこのイベントも、今年で7年目。メイン会場をこれまでの日本町からフォートメイソンセンターに移して、IT分野や旅行にもフォーカスを当てた、より大きなイベントになりそうです。

そして、このJ-POP SUMMIT関連のイベントとして去年から始まったサンフランシスコ日本映画祭に、なんと、俳優の浅野忠信さんが来るんです!! 現在発表されている情報では、8月7日(金)のオープニングイベント@カストロシアターで舞台に登場し、8日の日本町のNEW PEOPLE CINEMAでの「私の男」上映会でもQ&Aなどが予定されています。

7日のオープニングイベントは午後8時スタート(7時開場)で、短編アクション映画「ELECTRIC DRAGON 80000V」(石井聰亙監督/2001年)の上映および舞台あいさつとQ&A、8日の「私の男」(熊切和嘉監督/2014年)は午後6時から上映で舞台あいさつとQ&Aがあります。

チケットは7日のオープニングイベントが25ドル。8日の「私の男」が20ドル。華やかな雰囲気ならカストロシアター、より間近で会いたい!!という方にはNEW PEOPLE CINEMAをオススメします。

ちなみにフォートメイソンセンターでの8、9日のイベントは1日券が25ドル、2日券が40ドル。カストロシアターのオープニングイベントと8、9日のフォートメイソンセンターでのイベント(VIP限定のものも含む)に使えるVIPパスは100ドルで販売中です。

公式サイトを見たら、いろいろと楽しそう。仕事がなかったらがっつり見に行きたいんだけどなぁ。

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マーケットストリートで体験型現代アート展?

サンフランシスコ・ダウンタウンの目抜き通りといえばマーケットストリート。シビックセンター駅周辺、ミッドマーケット、パウエルストリート駅周辺、ファイナンシャルディストリクトなど、数ブロックごとに通りの雰囲気が変わり、一つのコミュニティーから次のコミュニティーへ渡り歩いているような気持ちになる、とても「多様性」にあふれたストリートです。

それはそれで個性なんですが、コミュニティー同士のつながりを強化しマーケットストリート全体の活性化を目指そうと、市の都市計画局が4月11日(土)まで「Market Street Prototyping Festival」というイベントを共催しています。

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日本の文化があちこちに

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ここ2週間ほどの間に「いやぁ日本の文化が浸透してるなぁ」と実感する出来事が、どうでもいいことも含めて立て続けにあったので、ここで一気にまとめてみたいと思います。

まずは大手スーパー、Safewayで見つけた「ワサビ&ガリ」味のポテトチップス。ありそうでなかった新フレーバーです。しかもこれ、Frito-Lay 社が一般からアイデアを公募する「Do Us a Flavor」コンテストの昨年の優勝作品だそう。1400万通の応募の中から見事賞金100万ドルを勝ち取った黄金の味というわけですが、ほかに同じアイデアを出した人はいなかったんでしょうか? というか、なぜ私はこのアイデアを思いつかなかったんでしょうか!! ちなみにこのコンテスト、今年も3月30日まで応募を受け付けています。アイデアを送るだけで、自分でチップスを作る必要はありません。詳細は昨年の記事で書いたのでそちらをご覧ください。

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で、せっかくなのでこの「ワサビ&ガリ」味をカゴに入れレジに並ぶと、今度はキティちゃんの不意打ち。レジのベルトコンベアで客と客の境界線に使われる棒が、なぜかピンクのキティちゃん仕様でした。このレジには計3本の仕切り棒が用意されていたんですが、すべてキティちゃん。レジのお兄さんがファンだとか?結局真相は謎のままです。

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NightLifeで夜の博物館を堪能

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先週の木曜日、ゴールデンゲートパーク内にあるカリフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)に行ってきました。時刻は午後5時半ちょっと前。アカデミーは5時に閉館済みなので辺りはひっそりとしていて、静かに夜がやってきました。(写真21枚+長〜い文章です。お急ぎの方は一番下の【まとめ】へどうぞ)

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科学館とプラネタリウムと水族館と、あとは何だろう?博物館?が合体したような科学アカデミーですが、毎週木曜日は午後6時から10時まで NightLife という成人向けのイベントが催され、21歳以上のみ入場できる大人な雰囲気の中で夜の博物館が楽しめます。しかも入場料は12ドル(会員なら10ドル)!! 通常の入場料は驚きの34ドル95セントなので、めちゃめちゃお得です。

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5時40分ごろから人々が並び始め、開館直前には300人ほどの列に膨れ上がっていました。こころなしか殺気に似たような緊張感が漂っているような。これが大人な雰囲気なんでしょうか… NightLife はそんな大人限定のイベントなので、入場前にIDのチェックがあります。「どこから見ても中年だから」とか「学生証で大丈夫だろう」などと油断しないで、絶対に運転免許証かパスポートを持っていきましょう。かなりしつこく注意される可能性があります。(目撃しました)

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さて、列の最初の10人ぐらいのところに並んだかいあって、以前昼間に来たときには待ち時間が長過ぎて入れなかった4階建ての球体熱帯雨林にスルッと入ることができました。空いているのでゆっくり観賞できて優雅な気分。でも思ったよりもオーソドックスな温室で、外から見たときの方がインパクトが強いかな〜と勝手な感想を抱きました。

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この熱帯雨林コーナー、放し飼い状態(?)のチョウチョ以外ではカエルの展示が一番多かった気がします。カエル嫌いな人は辛いだろうなぁ。ごめんなさい。でもこの人、透き通ってますよね?

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踊り場には植物アートも。後ろから来たご婦人グループが「んまぁ」的な感嘆詞を連発しながら携帯で写真を撮っていたのが興味深かったです。

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下を見ると、大きな魚や亀が泳いでいます。水面に反射しているのは人工照明。まぶしいです。昼間は天窓から日光がいっぱい入る構造になっていますが、夜はそれを人工的に再現しているそうです。

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4階まで辿り着いたらエレベーターで一気に地下まで案内されます。さっき見ていた魚たちが今度は頭上に。これはニクい演出ですねー。個人的にはエレベーターの中で「蝶が着いてきていないか確認してから進んでください」と真剣な表情で説明を受けたのがおもしろかったです。スタッフさんたちにとっては笑い事じゃないと思いますが。

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地下の水族館は暗くてムーディーで、まるでナイトクラブのよう。NightLife は館内でアルコール類を販売しているので、お酒を片手に水族館でデート、なんていうカップルがたくさんいました。

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いつもうまく撮れないクラゲたち。毒キノコのような姿形で今日もぐるぐると泳いでいました。

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アカデミーでたぶん一番人気があると思われる Philippine Coral Reef。私も大好きですが、この日はここにDJブースが設けられていて、いかにも今からパーティが始まる感じだったので早足で次に進みました。水族館って混むと一気に落ち着かなくなります。

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地上に戻ってきました。やっぱり球体熱帯雨林は外から見た方がカッコいいです。

さて、この後は入場と同時に整理券を確保しておいたプラネタリウムの7時半の上映に向かいました。NightLife では、この早い者勝ちの無料整理券をゲットするために人々が開館前から並ぶと聞いて、私も真似してみたんですが、現在上映中の「Dark Universe」はプラネタリウムのショーというよりは教育テレビ番組に近くて、ちょっとガッカリでした。古くさくてもいいから星座とか見たかったなー。

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この夜最後に観賞したのは、今月30日まで開催中の「頭がい骨展」です。プラネタリウムから出てきた人々がそのまま流れ着いた状態で、ほぼぎゅうぎゅう詰め。でもおもしろかったのでじっくり見ました。

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一番最初に目に入ったのは、壁一面に標本のように並べられた頭がい骨たち。似たようなものがきれいに並んでいるのって、すてきです。

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人間の頭がい骨もありました。「この人はどういう人だったんだろう。なんでこの頭がい骨が選ばれたんだろう」。科学的視点からかけ離れすぎた疑問が次から次へと浮かんできます。どこかの博物館の関係者? 死刑囚? 形が標準的だったから?

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犬コーナーはパグからミニチュアプードル、ラブラドール・リトリーバーまで16種が集結していて、みなさん写真撮りまくり。対して猫は「Domestic Cat」として1つしか展示されていなかったのが印象的でした。理由は分かりますが、猫ちょっとかわいそう。

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中にはエイリアンも混じっていました。

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これは絶対、角じゃなくてカツラでしょう。

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そんなこんなで頭がい骨展を堪能して出口に向かう途中、ガラス張りの部屋の中で淡々と鳥類と哺乳類の解剖が進められているのを目撃しました。そうですよね。こういう過程があって研究や展示があるんですよね。

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入り口近くの広間は、年末のホリデーイベント「’Tis the Season for Science」に向けて準備中。この巨大雪だるまは子ども向けのドーム型シアターだそうですが、ちょっと気になります。12月にまた来ようかな。

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入場した時はプラネタリウムの整理券のことしか頭になくて、ちゃんと見なかったTレックスくん。サンフランシスコの市民らしく、首にジャイアンツのマフラーを巻いていました。Go Giants!!

【まとめ】

  • NightLifeは毎週木曜日午後6時〜10時開催
  • 入場料は12ドル(通常時間の一般入場料は34ドル95セント)
  • 当日券は5時半から窓口で販売
  • 21歳以上のみ入場可能
  • 全員ID提示を求められるので運転免許証かパスポートを持参すること
  • プラネタリウムの整理券を確保したければ6時前から並ぶこと
  • 球体熱帯雨林は7時45分で終了
  • プラネタリウムと球体熱帯雨林の中は飲食禁止
  • 常時展とは別に「アート」「フード」など毎週違うテーマでイベントが企画されている
  • 混雑を避けたいのなら、人気のなさそうな週を狙うべし
  • 頭がい骨展は今月30日まで
  • 今月27日と来月25日は祝日なので休み

サンフランシスコ仕様のゴルフがかわいい

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今日は小ネタをひとつ。先日、MUNIのパウエル駅で、ちょっと目を奪われる広告に出会いました。フォルクスワーゲンの宣伝なんですが、サンフランシスコ仕様のゴルフのイラストがなかなか細かいんです。

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拡大すると、こんな感じ。「ヒッピー meets ビートニク meets ドラグクイーン meets 熊」とでも形容すればいいんでしょうか。色はもちろんジャイアンツカラー。ブラック&オレンジが基調になっています。フォルクスワーゲンのサイトをチェックしたら、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンDCのイラストも見つけました。うん、やっぱサンフランシスコのが一番好きかな。

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駅構内の柱もイラストのディテールで飾られています。これだけ見ても、車の広告だとは夢にも思いませんが。

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ベースボールおじさん、かわいい。ちなみにジャイアンツは、あと一勝でワールドシリーズ進出です。2010年、2012年に次ぐ偶数年の快挙なるか。明日の本拠地での試合でぜひとも決めてほしいものです。Go Giants!!!

Le Videoが再出発。1階は本屋さんに

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インナーサンセット地区のレンタルビデオ屋「Le Video」閉店の噂が流れたのは、確か今年の3月ごろ。1階と2階合わせて10万本の作品をそろえていても生き残りが難しい時代になったんだなぁと思っていたら、1階に本屋が入居してリニューアルオープンしていました。本屋さんの店名は「Books on the Park」。クレメントストリートにある人気店 Green Apple の姉妹店(二号店?)です。Le Video は2階で営業を続けることになり、とりあえずはめでたしめでたし。

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本屋さんの内装はこんな感じ。クレメント店と比べると店内が明るく、本が探しやすい印象を受けました。スペースが限られているので古本よりは新刊に重点を置き、小説や料理本、子ども向けの書籍を中心にした品ぞろえになると聞きましたが、入り口付近にはサンフランシスコに関連した本が並んでいたりして、いい意味で一般的な本屋さんという雰囲気です。

集まれ村上春樹ファン
今夜発売記念パーティ

Books on the Park がオープンしたのは今月1日なんですが、今夜11日午後10時から、オープニング&ある作品の発売を祝うミッドナイトパーティが開かれます。その作品とは、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の英語版(英題も長くて、Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimageです)。ビールを飲みながら村上春樹の作品に関するクイズに答え、ラッフル抽選でサイン入りの新刊がゲットできるという内容なんですが、気になるのが「仮装パーティ」。村上作品に出てくるキャラクターに扮して参加してください、と書いてあるんですが、皆さんどんなコスプレで来るんでしょうか。それを見るためだけに出かけたい気持ちでいっぱいです。