
アップル社がユニオンスクエアに面した土地にお店を移動させる計画を、サンフランシスコ市に提出したという記事を読みました。場所は Stockton と Post の角。上の完成予想図はアップルが発表したものですが、同じ Stockton Street の2ブロック先で営業している現在のアップルストアよりも45%拡張され、雇用数も増える見込みだそうです。

移動予定地は現在、リーバイスのフラッグシップ・ストアがある場所ですね。記事に「space formerly occupied by Levi’s」と書いてあったので「え?いつ閉まったの?」と驚いて見に行きましたが、まだ普通に営業していました。で、リーバイスはどうなるのかというと、Market Street 沿いに新しいフラッグシップ・ストアを建設中とのこと。では見に行きましょう。

こちらです。右手の白い壁(?)で塞がれている部分が工事現場ですね。そのお隣りは Old Navy のフラッグシップ・ストア。こちらもちょっと前まで改装工事をしていたんですが、リーバイスのために店舗を小さくしていたんですね。

Market Street を挟んで向かい側では、コンバースがサンフランシスコ第一号店を建設中。オープンは「今夏を予定」と書いてあります。ここは以前、Shoe Pavilion があった場所なんですが、なんとなく店が開いては閉まる「呪われた商業スペース」的な印象があります。コンバースはその呪いを払拭できるのか。そもそもそんな呪いは存在するのか、これから見ていきたいと思います。

ついでなので現在のアップルストアにも行ってみました。なんだかカオスなことになっています。

SOMAにあるカルトレイン駅からモスコニセンター、ユニオンスクエアを経由してチャイナタウンまでを結ぶ地下鉄システム「Central Subway」の建設工事です。総工費16億ドルの大規模なプロジェクトで、開通は2019年を予定しています。昨年末あたりからユニオンスクエア以南で工事が行われていて、Stockton Street は完全封鎖。歩道スペースは確保されていて、両脇の店舗もすべて営業していますが、それでもダメージは大きそうです。

Stockton Street の一本西を走る Powell Street もいろいろと変化があります。路上の駐車スペースを削って休憩エリアを設けたり、ユニクロがサンフランシスコ第一号店をオープンさせたり…などと考えながら歩いていると、ユニクロの隣りの Walgreens が改装を終えてリオープンしているではありませんか。どれどれ、どんな感じになったのかチェックしてみましょう。(続く)