バレンタインはチョコ?それとも肉?

昨日、フェリービルディングに行ったら
チョコレートとキャンディー類のお店が賑わっていて
アメリカもバレンタイン商戦が盛んなんだなと実感しました。
日本のように「女性が男性にチョコを贈る日」ではありませんが
花と甘いものをプレゼントして大事な人と一緒に過ごす、
という習慣があるようです。

サンフランシスコ発の高級チョコレート・ショップ Recchiuti Confections
まるで宝石店のような店構え。

オンラインショップでは売り切れだった「Chemistry of Love Truffles」も
お店にはたくさん並んでいました。
翻訳すると「愛の化学反応トリュフ」でしょうか。

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iPod聞きながら泳ぎました

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私事で恐縮ですが、先月の誕生日に iPod Shuffle をいただきました。ちっちゃ!! これで200曲以上入るっていうんだから、子ども時代に弁当箱みたいなウォークマンが宝物だった人間にとって驚愕の進化です。といっても、今回の発見はその進化ではありません。実はこのiPod、耐水性なんです。

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こんな風にやけに短いイヤフォンと、耳栓式のイヤピース(サイズは3種類)が一緒に付いてきます。やった〜、音楽聞きながら泳げる〜とプールに行ったんですが、耳に合うイヤピースを見つけるのに一苦労。そのまま泳ぐとイヤフォンが外れちゃうし、外れないようにスイミングキャップで覆うと、今度は圧力が強すぎるのか音が消えてしまう。そして先週、ダメ元で最初に着いてきたドーム式のイヤピースで挑んだら、なんと、最初から最後まで問題なく音楽が聞けました。まさに発見!!の瞬間でした。

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パッケージもかわいいので贈り物にいかがでしょうか。ちょっと調べれば分かりますが、こんなにちっちゃいのにお値段はかなりの大物レベルです。でもおかげで泳ぎに行くのがますます楽しくなりましたよー。

Le Videoが再出発。1階は本屋さんに

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インナーサンセット地区のレンタルビデオ屋「Le Video」閉店の噂が流れたのは、確か今年の3月ごろ。1階と2階合わせて10万本の作品をそろえていても生き残りが難しい時代になったんだなぁと思っていたら、1階に本屋が入居してリニューアルオープンしていました。本屋さんの店名は「Books on the Park」。クレメントストリートにある人気店 Green Apple の姉妹店(二号店?)です。Le Video は2階で営業を続けることになり、とりあえずはめでたしめでたし。

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本屋さんの内装はこんな感じ。クレメント店と比べると店内が明るく、本が探しやすい印象を受けました。スペースが限られているので古本よりは新刊に重点を置き、小説や料理本、子ども向けの書籍を中心にした品ぞろえになると聞きましたが、入り口付近にはサンフランシスコに関連した本が並んでいたりして、いい意味で一般的な本屋さんという雰囲気です。

集まれ村上春樹ファン
今夜発売記念パーティ

Books on the Park がオープンしたのは今月1日なんですが、今夜11日午後10時から、オープニング&ある作品の発売を祝うミッドナイトパーティが開かれます。その作品とは、村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の英語版(英題も長くて、Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimageです)。ビールを飲みながら村上春樹の作品に関するクイズに答え、ラッフル抽選でサイン入りの新刊がゲットできるという内容なんですが、気になるのが「仮装パーティ」。村上作品に出てくるキャラクターに扮して参加してください、と書いてあるんですが、皆さんどんなコスプレで来るんでしょうか。それを見るためだけに出かけたい気持ちでいっぱいです。

ヘイトにSecond Actオープン

ぽつりぽつりと雨模様の続くサンフランシスコですが、先日ヘイトストリートに行ったら、見慣れた場所に見慣れないお店がオープンしていました。どこだか分かりますか?そう、以前 Red Vic Movie House があった場所です。

お店の名前は Second Act Marketplace & Events。オーナーは、Red Vic の共同創業者でもあったそうで、コミュニティの集いの場として親しまれたミニシアターの伝統を受け継ぐべく、「Neighborhood Public Space」として新しいビジネスをオープンさせたそうです。

中に入ると、まずは Marketplace のコーナーがあり、サンドウィッチやスープ、フレッシュジュース、デザートなどを売るカウンターが並んでいます。お店は全部で5店舗。バーナルハイツにある 331 Cortland Marketplace と雰囲気や造りが似ているなぁというのが第一印象です。

どのお店もおしゃれで、見ていてわくわくします。これは入ってすぐ右にある High Cotton Kitchen。豆を使った料理やガンボなど、南部な Comfort Food がメインのお店です。ベーグルやトーストといった超軽食もあって、コーヒーは Sightglassの豆を使っています。お隣りの Community Craft は市内のベーカリーから厳選したデザートを集めていて、甘い香りが漂ってきます。

一番奥は AйDa Piroshki という名のピロシキ屋さん。メニューがかわいらしいので撮らせてもらいました。このほかに香辛料・ハーブ類の専門店 Spice Hound と、有機野菜&果物から作る新鮮なジュースが自慢の RAW がお店を出しています。

ピロシキ屋さんの向かいには、こんな風に座って食べるスペースもあります。ランチやデザートを買って、ちょっと一服なんてのもよさそうです。現にひとりのおじさんが、まずスープを飲んでからデザートを買いに行って食べてました。

なので私も真似して、さっそくキャロットケーキ(from Community Craft)と、4種類のベリーをミックスした Kompot というジュース(from AйDa Piroshki)を買って座ってみました。こういうの楽しいですね〜。

で、こちらがイベントスペースの入り口。ライブや映写会にも使える小規模な多目的スペースで、平日は3時間140〜225ドル、週末は同180〜275ドルで借りられます。お隣がバー(The Alembic)なので、アルコール類のサーブも可能とか。残念ながらドアの向こうはのぞけませんでしたが、Red Vic の面影がちょっとでも残っていたらうれしいですね。

ユニオンスクエアの近況その2

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ユニオンスクエア近況の続きです。昨年10月のユニクロ・サンフランシスコ店オープンのころに、そのお隣りで改装工事を始めていた Powell Street の Walgreens が今月8日、北カリフォルニア初のフラッグシップ・ストアとしてリオープンしました。ほかの Walgreens では扱っていない、ちょっと高めなワインや化粧品をそろえているのが特徴で、すぐに食べられるサラダやサンドウィッチ、スイーツなどのセレクションも豊富です。

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店に入るとまず、そのフードコーナー「Up Market」に出迎えられます。カットフルーツがいっぱいあって、ちょっとびっくり。もちろんおすし(といってもロールですが)もあります。頭上に見える赤いオブジェは縮小版ゴールデンゲートブリッジです。

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スイーツは Cafe Madeleine のものを扱っています。コーヒーやスムージー、フローズンヨーグルトもあるので、窓際に設けられたカウンターでひと休みしながら、簡単なランチやおやつタイムを過ごすのも可能です。

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ユニオンスクエアといえば観光のメッカ。お土産コーナーにも力が入っています。この通路は右も左もギラデリチョコ。マグカップとかキーホルダーとか、食べられないお土産もいっぱい売っていますが、「もうちょっと気がきいてるといいのにな」とやっぱり思ってしまうようなセレクションでした。まぁ、大人の事情があるのかもしれませんが。

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そしてこの Walgreens は、なんと2階建て! 1階ではこのほかにワインや食品などを販売しているだけで、いわゆる「ドラッグストア」的な商品はすべて2階に集結しています。

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2階に行くと、フロアの3分の1ぐらいのスペースを化粧品売り場が占領していました。とても Walgreens とは思えません。美容グッズに縁がないので品ぞろえや値段については何も書けませんが、「110ドルのフェイシャルクリームを売っている」とどこかの記事で読んだので、それなりの商品も置いているのでしょう。

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結局何も買わずに出てきてしまいましたが、改装前と比べると店内は広いし明るいし、買い物するのに楽しそうな雰囲気でした。次回は何か食べ物を買って、窓越しに道行く人々を見ながら(と同時に見られながら)食べてみようかな。

ユニオンスクエアの近況その1

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アップル社がユニオンスクエアに面した土地にお店を移動させる計画を、サンフランシスコ市に提出したという記事を読みました。場所は Stockton と Post の角。上の完成予想図はアップルが発表したものですが、同じ Stockton Street の2ブロック先で営業している現在のアップルストアよりも45%拡張され、雇用数も増える見込みだそうです。

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移動予定地は現在、リーバイスのフラッグシップ・ストアがある場所ですね。記事に「space formerly occupied by Levi’s」と書いてあったので「え?いつ閉まったの?」と驚いて見に行きましたが、まだ普通に営業していました。で、リーバイスはどうなるのかというと、Market Street 沿いに新しいフラッグシップ・ストアを建設中とのこと。では見に行きましょう。

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こちらです。右手の白い壁(?)で塞がれている部分が工事現場ですね。そのお隣りは Old Navy のフラッグシップ・ストア。こちらもちょっと前まで改装工事をしていたんですが、リーバイスのために店舗を小さくしていたんですね。

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Market Street を挟んで向かい側では、コンバースがサンフランシスコ第一号店を建設中。オープンは「今夏を予定」と書いてあります。ここは以前、Shoe Pavilion があった場所なんですが、なんとなく店が開いては閉まる「呪われた商業スペース」的な印象があります。コンバースはその呪いを払拭できるのか。そもそもそんな呪いは存在するのか、これから見ていきたいと思います。

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ついでなので現在のアップルストアにも行ってみました。なんだかカオスなことになっています。

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SOMAにあるカルトレイン駅からモスコニセンター、ユニオンスクエアを経由してチャイナタウンまでを結ぶ地下鉄システム「Central Subway」の建設工事です。総工費16億ドルの大規模なプロジェクトで、開通は2019年を予定しています。昨年末あたりからユニオンスクエア以南で工事が行われていて、Stockton Street は完全封鎖。歩道スペースは確保されていて、両脇の店舗もすべて営業していますが、それでもダメージは大きそうです。

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Stockton Street の一本西を走る Powell Street もいろいろと変化があります。路上の駐車スペースを削って休憩エリアを設けたり、ユニクロがサンフランシスコ第一号店をオープンさせたり…などと考えながら歩いていると、ユニクロの隣りの Walgreens が改装を終えてリオープンしているではありませんか。どれどれ、どんな感じになったのかチェックしてみましょう。(続く

日本町近況(開店・移転・その他)

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サンフランシスコ日本町の少々マニアックな近況報告です。
まず、West Mall(旧・近鉄モール)の Cafe Hana。内装がやけにすっきりしたなぁと思って尋ねたら、オーナーが変わったらしいです。そういわれてみると、店名からMurataさんの名前が消えています。

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オリジナルのスイーツは「下の階のキッチンでつくってます」と説明してくれたので、さらに聞き込みを続けたところ、紀伊國屋ビル1階にある三船ビストロのキッチンを拠点としている apiece desserts のデザートを置いていることが分かりました。そしてカフェ自体は、三船グループ(というものが実際にあるのか知りませんが)の傘下になったようです。

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サンドウィッチとコーヒーのモーニングセットなども始めたらしく、ポスターが並んでいました。お腹がすいてる時にはいいかも。

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そして1968年に同モール内に開設され、生け花の普及・振興に努めてきた池坊事務所(たしか北米本部?)もとうとう移転になりました。移転といっても、お隣の紀伊國屋ビルなのですぐ近くなんですが、それでもなんだか時の流れを感じます。

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変わってこちらは East Mall(旧・都モール)の2階。長いことオフィスデスク1つだけだった空間にブティックがオープンしました。その名も Unique Boutique。若いアジア系をターゲットにしているようで、黒やグレーを基調にしたタイトなデザインが目立ちました。

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同じフロアではこんな工事も行われていました。現存するお店を小さくして、店舗数を増やすようです。ビルのオーナーが変わって以来、店舗賃料の値上がりを指摘する声をよく聞きますが、これもその対応策だと思われます。ちなみに右奥のスナックは昨年しばらく営業していましたが、気づいたら閉店してました。

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すこし離れて、Geary @ Fillmore の角です。Hashibiro Kouという居酒屋が今月中のオープンを目指して目下工事中です。店名は何語?と思ったら、ハシビロコウ(嘴広鸛)という鳥のことだそうです。鳥自体はかわいいけど、名前は覚えにくいなぁ。

コンテナ3階建てのブティック登場

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Hayes Valleyの中心部に先月オープンした Aether(489 Hayes St @ Octavia)を見学してきました。LA発のファッションブランドのサンフランシスコ支店なんですが、貨物コンテナを積み上げて造られているのがおもしろいので、写真を撮るためにお邪魔しました。

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Hayes St側から見ると、こんな感じです。以前、建設中に通りかかったときは「アートギャラリーになるのかな?」と勝手に想像したりしていましたが、この2階(?)のスペースはやっぱりそんな雰囲気を出しています。

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中に入ると、意外にも狭い印象は受けません。すべての商品が壁沿いに陳列されているからでしょうか。商品はほぼすべてアウトドア系のジャケット。ブランドのコンセプトが「おしゃれで機能性にもすぐれたファッション」というだけあって、お値段も高いです。

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店員さんに「3階はないの?」と聞くと、「倉庫になっているの」と返ってきました。クリーニング屋さんがレールを動かして服を探すのと似たようなシステムで、希望の色やサイズの在庫を調べてくれるそうです。

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営業時間はこのようになってます。Hayes Valleyのこのエリアには、コンテナを改造して営業している店舗がほかにもあって、Proxy Project と呼ばれています。公園もあってのんびりできるので、天気のいい週末のお昼なんかに出かけると楽しいですよ。

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