明けましておめでとうございます。
今年は7月までサンフランシスコ市の最低賃金が上がらないので、違うネタで新年のスタートを切りたいと思います。
なんと、ロサンゼルスです。
個人的にはあまり興味がなく、宿敵ドジャースの本拠地でもあるので近寄らないようにしてきた土地ですが、昨年1月にとても大事な用事ができたのでアムトラックで行ってきました。今回はその復路の旅行記です。
明けましておめでとうございます。
今年は7月までサンフランシスコ市の最低賃金が上がらないので、違うネタで新年のスタートを切りたいと思います。
なんと、ロサンゼルスです。
個人的にはあまり興味がなく、宿敵ドジャースの本拠地でもあるので近寄らないようにしてきた土地ですが、昨年1月にとても大事な用事ができたのでアムトラックで行ってきました。今回はその復路の旅行記です。
先週、市内のクリスマス・デコレーションを駆け足で見て回ったとき、The Fairmont(950 Mason Street)でちょっといいスポットを発見しました。この、いかにもクリスマスなロビーを右に曲がり…
一気に静かになった廊下を進みます。なんだかタイムトリップしている気分。
結婚式のレセプションなどに使うと思われるバンケットルームの手前で左のドアを開けると…
なんと、空中庭園に出るんです。こんな場所があるなんて知らなかった〜。ほんとに偶然の発見だったのでテンション上がりました。
庭からは客室の窓が見えて、リッチな宿泊客の寝起き姿が目撃できそう。東向きの部屋なので午前中の方が日が当たってよく見えると思います。
でも日陰になってもすてきな庭です。ロビーはあんなにごった返していたのに、嘘のように人がいません。
これならずいぶん静かだろうと思いきや、真下のパウエルストリートを走るケーブルカーの音がカンカン、チンチンと響くので、昼寝や瞑想や通話には向かなそう。
でもそれもサンフランシスコらしさだと受け入れれば、街中なのにほっと息をつけるスポットです。これからは近くに来たらコーヒー片手に寄ろうと思います。途中の廊下にトイレもあるし。
1年半前の旅行の記録もあと2日分で終わりです。8日目はラッセン火山国立公園近くのロッジからスタート。昨日は暗くて周りが見えなかったけど、こんな場所に泊まったんですね。とにかくのんびりしているので、一泊といわずゆっくり滞在するのもよさそう。
典型的なアメリカンな朝食です。ものすごく久しぶりにビスケット&グレイビーを食べましたが、そんなに好きじゃなかったことを思い出しました。
まずは昨日感動した風景の見納めに。半日でちょっと雪が減った? まぁ6月も中旬ですからね。ここはとても気に入ったので絶対にまた来たいと思います。
今日はビジターセンターにも寄ってみました。火山に関する展示がいろいろあったんですが、環太平洋火山帯(Ring of Fire)の説明に使われていた富士山の写真が、いわゆる日本人が思い浮かべる富士山とは違うもので、なんだか不思議な気分になりました。
ものすごく硫黄くさいスポットでは写真を撮る人が後を絶たず。あー、温泉行きたい。
雪どけな景色もすてきです。実は今回の旅行はリノ→サンフランシスコで終わる案もあったんですが、ちょっと足を伸ばしてラッセンまで来てみて本当によかったです。ヨセミテのような派手さはないけど、国立公園なのに混んでなくて、違うタイプの見どころがそろっています。シャスタ方面におでかけになる際には、寄り道候補に入れてみてください。
これは公園の外です。「シャスタ方面寄り道候補その2」に向かう途中に遭遇しました。こういう道ばたの発見は大好物。なんでここに立っているのかな〜とかいろいろと想像してしまいます。
そして、寄り道候補その2に着きました。McArthur-Burney Falls Memorial State Park にあるバーニー滝です。「カリフォルニアで一番美しい滝」とも呼ばれているそうで、いつか見てみたいと思っていました。逆光ぎみで暗いのが残念ですが、それでも充分に美しい。昔見た白糸の滝をちょっと思い出しました。
滝の周辺をぐるっと回るハイキングコースがあったので歩いてみました。ふと見上げると、斜面いっぱいに苔むした岩がゴロゴロ。これが転がり落ちてきたらホラーだなぁ。
滝は公園の入り口付近にあって、その奥のキャンプサイトの向こうにはまた違う風景が広がっていました。公園自体はそんなに広くはないんですがキャンプ地として人気があるようで、家族連れもいっぱいいて活気に満ちていました。ラッセンとは大違い。
午後6時を過ぎて、どんどん暗くなっていく滝をもう一度パチリ。そういえば滝つぼでずーっと釣りをしている人がいました。何が釣れるのかなぁ。
なんだか久しぶりの大きな高速道路。ギザギザの Black Butte が見えたらマウントシャスタの町に到着です。というか、あやうく通過しちゃうところでした。サンフランシスコにずいぶん長く住んでいるのに、シャスタに来るのは実は初めてなんです。
この日の予想外のヒットはこちら。雲の帽子をかぶったシャスタ山もすてきですが、どうやらここが一号店らしい Black Bear Diner でのディナーがプチ感動ものでした。
どうですか、このダイナミックなお皿。しかも、付け合わせの野菜も含めて、全部おいしかったんです。すごーい。その後、サンフランシスコに帰ってきてからエメリービル店にも行ってみましたが、この日の感動は超えられませんでした…(続く)(前回の記事はこちら)
もういくつ寝るとクリスマスなシーズンになってしまいました。数日前から駆け足でサンフランシスコ市内のデコレーションを巡ってきたので、ここで一気に公開します。まずは 101 California の巨大オーナメント。8月に紹介した Ramen Bar の目の前のプラザです。おもしろい写真が撮れそう。
そのご近所の Hyatt Regency(5 Embarcadero Center)は例年通りの光のシャワー状態。1日数回降るというウソモノの雪は今回も見ることができませんでした。
でも、ミニチュア好きにはたまらない Snow Village は健在。
ミニチュアの中で唯一サンフランシスコっぽいゴールデンゲートブリッジでは霧を見ることができました。
昨年とほぼ同じジンジャーブレッドハウスを飾っていたのは Palace Hotel(2 New Montgomery St)。昨年の記事を確認したら、自分も2年続けてほぼ同じ写真を撮っていて笑いました。
全体的にはトラディショナルなジンジャーブレッドハウスなのに、小人さんたちが妙に意地悪な顔をしてるところまで一緒。よく見ると屋根のリコリスも薄気味悪いです。
これも昨年と同じような写真ですが、つい撮ってしまいました。この日はピアノの生演奏も聞けて、とてもリッチな気分が味わえました。
変わり種ジンジャーブレッドハウスなら、エンバカ沿いのレストラン Water Bar(399 Embarcadero)のジンジャーブレッド球場がおすすめです。
レストランの数ブロック先にあるAT&Tパークがモデルになっていて、とにかく仕事が細かい。建物を忠実に再現しているとかではないんですが、各ポジションを守るジンジャーブレッドマンには先発選手の背番号が刻まれ、ピッチャーはもちろん左腕。投球フォームまで似せていて、これを創った同店のパティシエさんのジャイアンツ魂が感じられます。ちなみに一塁手のベルト選手が倒れているのは、飾ってから起きた事故だそうです。来季は怪我なく活躍してほしいものです。
球場名物の巨大コーラ瓶とグローブもこの通り。スコアボードに書かれているのはワールドシリーズ第7戦のスコアですね。あっぱれです。
うってかわって幻想的なジンジャーブレッドハウスが観賞できるのは、ユニオンスクエアの Westin St. Francis(335 Powell St)です。どこかロマンティックな雰囲気が漂っていて、絵本の世界に迷い込んだような気分。まぁ頭上の時計の影響もあると思いますが。
近づいて見てみると、思ったよりも雑多な飾り付けです。個人的には昨年のシュガーキャッスルの方が好みでした。城下のいろんなお店がかわいかった〜。
そして大きさで勝負するならノブヒルの丘の上、The Fairmont(950 Mason St)のジンジャーブレッドハウスです。
砂糖の甘い香りに誘われて、大人も子どももお菓子の家に入っていきます。魔女が待っていないといいけど。
というか、実際に待っていたのはこんな注意書きでした。きれいに並んでいたはずの飴やクッキーがポツンポツンと欠け落ちてるのが目立ちましたが、単に落ちただけじゃないのもあるのかも?
これはジンジャーブレッドマンの消えた跡。こころなしかドクロに見えます。
さて、野外のデコレーションもチェックしてみましょう。ユニオンスクエアなどの定番ツリーは省略して、いきなり民家です。こちらはノイバレー地区の一角(Eureka @ 22nd St)にあるツリー。その名も The Wishing Tree です。
要するに冬仕様の七夕ですね。飾り方もかわいらしくて絵になります。
健康や世界平和を願う短冊が多かったんですが、こういうのも微笑ましいですね。
こういうのも、まぁアリでしょうか…
木の根元に紙とペンが用意されているので、あれやこれや願い事を書いて、もう一つの瓶に入れましょう。数日内に木に吊るしてもらえるそうです。
最後はサンフランシスコ市内で(たぶん)一番派手な民家、Tom & Jerry’s House(3650 21st St)です。この写真だと、左奥のベイブリッジに続くI-80並みの明るさ。まぶしすぎて写真がうまく撮れません。
これはもう、ちょっとした観光名所ですね。次々と車が停まっては家族連れが降り、写真を撮り、去っていきます。
お家の名前は日本人になじみの深いアニメには由来せず、単にトムさんとジェリーさんが住んでいるからだそうです。プレゼント用の靴下もスケールが違います。
この、何でもありな感じがとてもアメリカンです。24日まで毎晩6時半から10時までサンタさんが現れると書いてありましたが、家の中から出てきてくれるといいなぁ。
そんなわけで、クリスマス直前の駆け足ガイドでした。この写真は The Wishing Tree から Tom & Jerry’s House に向かっている途中に見えた Sutro Tower。皆さん、安全で楽しいホリデーシーズンを!!
ちょっと放置状態になっていたイースタンシエラの旅、あと3日分を今年中にアップできるようがんばります。さて、7日目はネバダ州リノのカジノホテル、Silver Legacy からスタートです。昨晩チェックインするときにAAAのカードを見せたら、朝食バフェの無料券をくれました。ラッキー。
ランチの分まで食べてお腹を満タンにしてから、今日も国道395号線を北上。カリフォルニア州に入り30マイルほど進んだところでちょっと不思議な看板を見かけたので、ひと休みすることにしました。トカゲに注意って?
国道沿いのドイルという小さな町(というか集落?)なんですが、看板や建物が妙にかわいいんです。でも観光地ではないので、よそ者が歩いているとジロジロ見られる感じ。アウェー感が半端ないです。
あーでも、やっぱりかわいい。毎年8月に開催されるトカゲレースが「世界的に有名」とあちこちに書いてありましたが、どれだけ世界的に有名なのか、いつか確認しに来たいと思います。
そして395号線から州道36号線に入り、午後3時すぎに本日の目的地 Lassen Volcanic National Park(ラッセン火山国立公園)に到着しました。実はさっきまで雷雨に見舞われていたんですが、公園に入ったとたんに雲がサーッと晴れていきました。
雲だと思っていた白いものの中には、噴気孔から噴出された白煙も含まれていました。この辺りは火山活動が活発らしく、ぐつぐつと煮えたぎる泥沼からはきつい硫黄の匂いが漂っていました。この匂いを嗅ぐと温泉に行きたくなる人種は、世界にどれだけいるんでしょうか。
そして!! 雪です!! 6月なのに、昨日まで暑さにやられていたのに、まさか雪合戦ができるとは。もうこれだけで「ラッセン最高!!」と叫んでしまいました。
たぶんこれがラッセン山。写真ではあまり大きく見えませんが世界最大級の溶岩ドームで、この地域で噴火の可能性が一番高い火山だそうです。ところで「イースタンシエラの旅」と題して連載してきたこのシリーズですが、ここはもうシエラ・ネバダ山脈ではなく、カナダから連なるカスケード山脈の南端に位置します。厳密に言うと違う旅の始まりですが、めんどくさいのでそのまま続けます。それにしてもナイスな笠雲です。
固有名詞の区切り方を間違えるとすごい名前になってしまうハイキングコースは、残念ながら立ち入り禁止でした。理由は「積雪のため」。
そうです。さっき「雪だ! 雪だ!」とはしゃいでいた時には想像もしなかったレベルの雪がまだ残っていたのです。すごい。こんなに雪が見られるとは夢にも思っていませんでした。
そんな公園内を北の方に進んでいくと、噴火で焼けたと思われる森林エリアに突入しました。とても静かで、童話の世界に迷い込んだような気分。
その中でひと際目を引いたのが、このニョキニョキとニョロニョロのように生えるピンクの植物。名前は Snow Plant だそうです(正式名称はSarcodes)。春から夏にかけて、時にはまだ雪が残る地面から顔を出すことから、こう呼ばれるようになったと書いてあります。
そして、これがこの日一番の絶景。園内にあるヘレン湖という湖ですが、今回の旅の中でも特に印象に残っている景色です。1日中このスポットに居座って、もっと写真を撮りたいと強く思いました。でも野宿の用意はないし、今日の宿も見つけないといけないので、しぶしぶ公園を後にすることに。
ところがラッセンを訪れる人は野宿キャンプするのが主流なのか、公園を出てもしばらくモーテルが見当たりません。州道を10マイルほど下ったところでなんとか今日の宿をゲット。空はどんどん暗くなっていくし、かなり心細かったです。
閉店したばかりのレストランで頼み込んで、サンドウィッチやベイクドポテトの調達に成功。部屋で本日2回目の食事をとりました。カジノの朝食バフェとはえらい違い。でも、これはこれで趣きがありました。(続く)(前回の記事はこちら)
イースタンシエラの旅6日目です。今日も国道395号線を北上し、途中で50号線を右に曲がって、ネバダ州バージニアシティにやってきました。このままさらに北に40分ほど行けば、ラスベガスに次ぐ大規模なカジノ街があるリノ。南東に1時間ほど行けばレイクタホです。
観光地だけあって写真を撮りたくなるアングルがいっぱい。さすがにゴールドラッシュ時代にピザはなかったと思いますが、カジュアルなレストランやバー、お土産屋さんが並んでいて楽しい雰囲気です。
アンティークなのか、単に置きっ放しになっているのか、なんでもありの路地売店。日本で高く売れたりするのかなぁ。
いつも思うんですが、路駐の車が絵的に邪魔です。とくに今日みたいな夏日に見ると暑苦しい。冷たいものを飲んでリフレッシュして、さっさと次の目的地レイクタホへ向かうことにしました。ちなみにバージニアシティの目玉イベント(?)「国際ラクダ&ダチョウレース」は毎年9月に開催されます。同時期にリノでは気球レースと航空祭があるので、そちらを見に行く方はぜひバージニアシティにも足を伸ばしてみてください。
そしてレイクタホに着いたら、いきなり雨。びっくりです。
っていうか、雨じゃなくてひょうです。車の屋根にボコボコと落ちる音が気になって、もう少しで道沿いのカジノの立体駐車場に逃げ込むところでした。
雨はあがったものの微妙な空模様。でも今回はこのビーチに来るのが目的だったので、12ドル(!!)の使用料(車1台につき)を払ってネバダ州立公園の Sand Harbor にやってきました。透き通った水、天気のおかげで静かなビーチ、そして水面に顔を見せるゴロゴロとした大きな岩たち。曇り空の下でも充分魅力的な場所です。
なんか寂しげでレイクタホっぽくない一枚になりました。まぁ実際には、この隣りで若者グループがぎゃーぎゃー騒ぎながら岩から水に飛び込んでいたので、寂しげでも何でもなかったんですが。さて、西の空が少し明るくなってきたし、日没までこの辺で粘ってみることにしましょう。
あたりに誰もいなくなって、今度こそ本当に寂しい感じになったころ、雲の隙間から太陽が顔を出してくれました。(写っていませんが)
今日の残りの予定はリノに移動して食べて寝るだけ。なのでさらに粘ったら、空が燃えるよう。赤いレイクタホを撮ることができました。(続く)(前回の記事はこちら)
イースタンシエラの旅5日目です。今日はちょっとのんびりすることにして、まずはモーテルから歩いて行けるレストランで朝食。薬味がすべてタバスコ(!!)という、辛いもの苦手人間には理解不可能なテーブルセッティングを写真に収めてからドライブに出かけました。
まずはリーバイニングから国道395号線を少し南下したところにある June Lake Loop へ。いくつかの湖を見ながら短時間でぐるっと回れるドライブコースです。もっと南に行けばスキーリゾートのマンモスレイクスがありますが、そこまで遠出をしなくてもプチリゾート気分が味わえるすてきな場所です。
これが June Lake。青くてきれいで、それなのに人が少なくて静かという奇跡の湖です。
この日は土曜日だったんですが、ビーチで見かけたのは子連れのファミリー2組ほど。子どもたちが泳いでいたので私も足だけ入れてみました。外は暑いのに水は予想以上に冷たく、泳ぐのは諦めました。
プチリゾートドライブを楽しんだ後は、この辺で一番の観光地であるモノ湖へ。Tufa と呼ばれる石灰石の柱がニョキニョキと生えている塩湖なんですが、真っ昼間に来るのは失敗でした。お日様が真上にあるので風景に奥行きがなくなってしまい、Tufa の神秘的な佇まいが台無し。しかも暑いし。
でも大学生グループと思われる若者たちは、その暑さを利用して泳いでいました。モノ湖には過去数回来ていますが、泳いでいる人を見るのは初めてです。根拠もなしに遊泳禁止だと思い込んでいたんですが、公式サイトを見たら「海水よりも塩度が高いので delightfully buoyant swim が体験できます」なんて書いてありました。「目や傷口に水が入るとめっちゃ痛いですよ」とも。
大学生が泳げば、年配の方々は写生です。パラソル(日傘?)まで用意して、この暑い中ごくろうさまです。
日中でも充分異空間ですが、やっぱりモノ湖は早朝や夕暮れ時に来たいです。今日はもうちょっと北へ移動したいので次回にリベンジということで。
またまた国道395号線を北上の図です。のどかです。
途中から景色がガラッと変わって、川沿いをくねくねと進むルートに変身しました。Walker River という川だそうですが、川辺に涼しげなスポットがあったのでちょっと休憩。川の流れる音を聞きながらのうたた寝、最高でした。
そして到着したのはネバダ州。いきなりカジノです。部屋が安いかな〜と思って泊まったんですが、以前に比べるとそれほど安くもないような… カジノ=格安宿泊料の方程式は過去の話なんでしょうか。レストランに向かう途中にギャンブルゾーンをのぞいてみましたが、窓がなくて、昼も夜も関係ない照明&タバコの匂い。これまでとはまったく違う世界に来てしまった感バリバリです。
なので、ここぞとばかりに普段食べないプライムリブなんかを注文してみました。この日のディナースペシャルだったんですが、これにサラダ or スープが付いて$9.99。まぁまぁおいしかったです。
ホテルの敷地内にコインランドリーがあったので、旅行も折り返し地点だし洗濯することに。そしたらすごくきれいな夕焼けが見えました。せめてカジノホテル以外の場所にいたかったなぁ。明日もいい天気だといいなぁ。(続く)(前回の記事はこちら)
イースタンシエラの旅4日目です。ビショップから国道395号線をさらに北上して、モノ郡リーバイニングにやってきました。石灰石の柱が生える不思議な塩湖、モノ湖に近く、数マイル南下すればヨセミテ国立公園へと続く州道120号線(通称タイオガロード)にアクセスできる便利な場所なので、宿泊施設はどこもわりと高め。その中でとても良心的な値段を提示してくれたのが、このモーテルでした。予約を受け付けず、毎日午後4時に窓口をオープンして先着順に部屋を貸すというシステムで運営しているそうですが、この日はたまたま管理人の方がいて、午前10時でしたが空き部屋があるというので迷わずゲット。これで心置きなくヨセミテに行くことができます。
タイオガロードに入ったら雪! 6月なのに雪が見えました。ヨセミテの入り口でもあるタイオガパスは標高3013メートルなので、運がよければ周りにもっと雪が残っているかも?
はい、タイオガパスを通過してすぐの景色です。とても清々しくて心が洗われますが、残念ながら雪は遠くに見えるだけ。
これは不思議な形をした Lembert Dome。頂上を目指して登る人がたくさんいて、その姿がどんどん小さくなっていくのが印象的でした。
ヨセミテの中で一番と言っていいほどお気に入りの場所、Tenaya Lake です。真ん中に小さく見えるピクニックテーブルはこの辺の特等席でしょう。
今日もいい天気。ここで1日のんびりしたいところですが、入園料も払ったことだし、貧乏性なので次に向かいます。
タイオガロード沿いのビューポイント、Olmsted Point です。ハーフドームが見えることで知られていますが、個人的には駐車場から丘(岩?)を少し登った場所がおもしろかったです。
こんな構図の写真を何枚か撮り、もっと上に歩いてハーフドームもパチリ。雲がいい感じに流れています。
お決まりのスポットでも一応記念撮影。こういう写真はたまに小ネタで使えるので外せません。この後、滝を見たりしながらヨセミテバレーをぐるりと回り、食事休憩を取って次の目的地へ。
自然のパノラマ展望台、Glacier Point です。ヨセミテに来たら、夕焼けはぜひここで見たいものです。眼下のヨセミテバレーからハイキングで登ってくる強者さんたちもいらっしゃるようですが、「Four Mile Trail」と名付けられた約5マイルのハイキングコースは標高差が975メートル!! 到底無理なので素直に車で行きました。ヨセミテバレーはほんとに真下なのに、車でさえ1時間かかります。
日没が近づくにつれて雲が薄れてきて、ドラマチックな夕焼けは次回までおあずけとなりました。でも雲がなくても充分雄大な夕景です。しばらく何もしないで、ぼーっと眺めていたら、「30分後にここで星座講座が始まりまーす」とのお知らせ。夏期の金、土曜日はパークレンジャーによる無料星座講座があるんだそうです。今夜の宿は確保済みだし、せっかくなので大きな岩に寝っころがって星座について学んでみることにしました。そしてこれが予想以上におもしろかった。パークレンジャーの方がレーザーポインターで夜空を指しながら星座について説明してくれるんですが、そのレーザーの光がほんとに星に届くかと思うぐらい遠くまで伸びるんです。肝心の星座のお話はもう半分以上忘れてしまったので、またいつか同じ講座を聞きにいきたいと思います。
すっかり真っ暗闇になってしまった Glacier Point を10時すぎに出て(写真はその2時間前のものです)、ほかに車が走っている気配すらないタイオガロードをひたすら逆戻り。モーテルに着いたのは12時45分でした。長い1日だった〜。でもヨセミテを見て回るには全然足りない1日でした。(続く)(前回の記事はこちら)