プール探しの旅に出ました(最終回)

さて、サンフランシスコのプールを探す旅もそろそろ終わりです。

前回お邪魔した Bay Club at the Gateway での勧誘トークの中で、会員になれば同じく Embarcadero 沿いの Bay Club San Francisco にもアクセスできるという話があったので、そちらの施設も見学したいとお願いしてフリーパスを用意してもらいました。

プールは20.8ヤード(約19メートル)と少々短め。手前のプールの方が水温が高く、2つ合わせて9レーンあります。ここも Club One at Union Square のように、ロッカールームからプールまでバスローブを羽織って歩かないといけません。でもそのロッカールームがどこよりもナイス。サウナとスチームルームの横にあるホットタブが、ほとんど風呂状態なんです。異性がいないので水着を着ても着なくてもいいし、照明を落として暗がりの中でお湯に浸かるのもいい気分。月会費はたぶんものすごく高いだろうけど、もうここに決めちゃおうかなぁと半ば本気で考えてしまうほどでした。

Market 沿いにも高級スポーツジムがあるというので、懲りずにフリーパス(ここは1日限定)を申し込んで行ってきました。Sports Club/LA というんですが、Four Seasons Hotel の前を通るたびに「旅先なのにみんな真面目に運動しているなぁ」と見上げていたフロアがまさにそのジムでした。

勧誘トークを聞きながら施設を見学したんですが、広い広い。キックボクシングなんかのクラスもあって楽しそうです。プールは25ヤード全7レーン。ただし7レーンといっても、各レーンは通常の半分ぐらいの幅に設定されています。「他人とシェアしないで個別レーンで泳ぎたい」という会員の希望に応えるための措置だと思いますが、ちょっと泳ぎにくいかも。あと、ホットタブがないのも残念でした。

そして最後に紹介するのが、Embarcadero 沿いにサンフランシスコ湾を臨む形で建っている Embarcadero YMCA です。外観は全然ジムっぽくないんですが、中は思いのほかモダンな造りで、トレーニング器具を揃えたフロアや、ヨガなどのクラスを教えるスタジオ、そのうえバスケットコートや屋上へのアクセスまであって正直迷子になりました。プール(25メートル全5レーン)は2階部分にあって、窓から自然光が入ってくるので明るく、レーンの幅もまずまず。プールの脇にホットタブがあり、サウナとスチームルームはロッカールームに完備していて、非営利団体運営の施設なのに営利目的のジムと変わらない、というかそれ以上の設備でびっくりしました。

こんな風景を見ながら運動できるなんて、ぜいたくなロケーション。ほかのジムと違って、入会金や月会費が明記されているのも好感が持てます。個人的にマイナスなのは、ロッカー用に鍵を持参しないといけないこととタオルが使いたい放題ではないこと。あと、Yelp にロッカールームで盗難の被害に遭ったという書き込みがあったことも気になるといえばなります。

こんな感じでサンフランシスコ市内のいろんなプールで泳いでみましたが、「食べてばかりで運動しない」という当初の懸案が、「泳ぐことでお腹がすいてさらに食べてしまう」という新しい問題に発展してしまいました。どうすればいいんでしょう。泳ぎながら考えていきたいと思います。

プール探しの旅に出ました(その2)

「サンフランシスコ市内のプールを探す旅」から、「プール付きのスポーツジムを探す旅」に目的が変わり、最初にトライしたのが日本町から数ブロックのところにある Fitness SF Fillmore。サンフランシスコ在住の18歳以上なら3日間のフリーパスを発行してくれるというので、オンラインで登録して、初日に勧誘トークを一通り聞き、3日間通いました。

プールは25ヤードで全5レーン。地下ですが天窓から空が見えるので、あまり暗い感じはしません。でも壁が一部ガラス張りになっていて、トレーニングエリアから丸見えなのがちょっと妙でした。プール脇にホットタブがあり、ロッカールームにサウナとスチームルームがそろっているのは Jewish Community Center と同じですが、サイズはどれも小さめ。しかも場所柄(?)、アジア系の会員さんが多いようで、ときどき韓国のお風呂屋さんにいるような錯覚に陥りました。

次に挑戦したのは Club One at Union Square。ここもオンラインで登録すれば3日間のフリーパスを出してくれます。どこも新会員を増やすのに一所懸命ですね。プールは予約制で、1レーンにつき2人までしか泳げないようになっているのが特徴。予約さえ取れれば混み合う心配はありません。

Fitness SF Fillmore 同様、ジムから見えるプールです。しかも更衣室から離れているので、受付で借りたバスローブを着てジムを横切ることになります。25ヤード(と説明を受けましたが、ちょっと短いように感じました)全3レーン。構造上、通常は足がつくように作られているはずのところが7フィート(約2.1メートル)とやたらと深く、壁や天井も異様に近すぎる感じで、「狭くて深い」不思議なプールでした。ジム自体もあまり広くはなく、ロッカールームにスチームルームがあるだけで、ホットタブとサウナはありません。

お次は、Embarcadero 沿いに屋外温水プールを備えた Bay Club at the Gateway。ここはテニスと水泳に特化したスポーツクラブのようで、入り口からして何とも気後れしてしまう高級感が漂っています。もちろんここもフリーパスを発行してもらってお邪魔しました。

おぉ、2月なのに外で泳いでいます! Lap Swim用のプールは25ヤード全6レーン。お隣りにもっと温水のプールがあり、その向こうにさらに温かいホットタブがあります。サウナとスチームルームは?と尋ねたところ、返ってきた答えは「道の反対側」。車道を渡ったところに屋内ジムがあり、トレーニング器具やちゃんとしたロッカールームはそちらにあるそうです。う〜ん、それはちょっと面倒くさいかも。でも久しぶりに屋外で泳いだら、やっぱり気持ちがいい。真剣なスイマーが多いようで、バタフライをしている人を見たのも久しぶりでした。(最終回に続く)

プール探しの旅に出ました(その1)

久しぶりに食べ物以外のネタを書きます。
食べてばかりで運動をしていないのでちょっと不安になり、新しい年が始まったことだし、今年はちゃんと運動をしようと決めました(ありがちな新年の抱負)。走るのが苦手で、最近は膝痛に悩まされてるメタボ人間にとって、すぐに始められるスポーツといえば水泳ぐらいです。というわけで、サンフランシスコ市内の「マイプール」を探す旅が始まりました。

まず足を運んだのは、19th Avenue 沿いにある Charlie Sava Pool。2009年に新しくなってリオープンした市営プールです。サンフランシスコには現在、9つの市営プールがあるんですが、自宅からのアクセスが比較的簡単ということでここに行ってみました。

大きな窓から自然光が差し、しかも窓越しに見えるのは緑の木々。市営プールというだけで、なにか薄暗いところを連想していたので、これはうれしい誤算でした。長さ25ヤード(約23メートル)でコースは全部で8レーン。使用料は1回5ドル(17歳以下は1ドル)です。私は現金で払ったんですが、お釣りはくれないので要注意です。

さて、このSava Pool。プール自体はとても気にいったんですが、市営プールということで自由に泳げる時間が限られています。子どもやシニア向けのクラスがあったり、コースロープを外して「プール遊び(Recreation Swim)」の時間があったりで、一人で黙々と泳ぐ「Lap Swim」の機会は1日に平均2時間あるかないか(早朝の Lap Swim は行けない自信があるので計算に入れていません)。ロッカーの鍵を持参しないといけないのも、ちょっと面倒です。まぁ5ドルなので文句は言えませんが、シャワーは共同で石鹸もシャンプーもありません。

(※これから紹介するそのほかのプールは、シャワーはすべてプライベート。ボディーソープやシャンプーも備え付けのものがあります)

次に行ってみたのは、2004年に大規模な改築工事を終わらせてリオープンした Jewish Community Center。プールのスケジュールを見たら、Lap Swim 用のレーンがほぼ常時確保されていたので、1日パス(24ドル!!)を購入して泳いでみました。

ちなみにここは4階構造の総合スポーツ施設で、トレーニング器具がそろったフィットネスセンターや、ヨガなどを教えるクラスもたくさんあります。タオルは使いたい放題で、ロッカールームにはサウナとスチームルームを完備。さすが1日24ドルするだけのことはあります。

肝心のプールはというと、めちゃ混み。25ヤードのLap用プール(全5レーン)の隣りに、子ども用の水温高めのプールがあり、どちらも満員御礼でした。コミュニティーセンターらしいファミリー色が濃い雰囲気もいいけど、できればもう少し静かな環境で泳ぎたいなぁ。両方のプールが眺められる位置にかなり大きなホットタブ(ジャクジー?)があったので、とりあえずそこに避難し、「プールとホットタブとサウナとスチームルームがそろった、大人専用のスポーツジムを探そう」と今後の計画を練り始めました。(続く