イースタンシエラ9日間の旅(その10)

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1年半前の旅行の記録もあと2日分で終わりです。8日目はラッセン火山国立公園近くのロッジからスタート。昨日は暗くて周りが見えなかったけど、こんな場所に泊まったんですね。とにかくのんびりしているので、一泊といわずゆっくり滞在するのもよさそう。

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典型的なアメリカンな朝食です。ものすごく久しぶりにビスケット&グレイビーを食べましたが、そんなに好きじゃなかったことを思い出しました。

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まずは昨日感動した風景の見納めに。半日でちょっと雪が減った? まぁ6月も中旬ですからね。ここはとても気に入ったので絶対にまた来たいと思います。

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今日はビジターセンターにも寄ってみました。火山に関する展示がいろいろあったんですが、環太平洋火山帯(Ring of Fire)の説明に使われていた富士山の写真が、いわゆる日本人が思い浮かべる富士山とは違うもので、なんだか不思議な気分になりました。

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ものすごく硫黄くさいスポットでは写真を撮る人が後を絶たず。あー、温泉行きたい。

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雪どけな景色もすてきです。実は今回の旅行はリノ→サンフランシスコで終わる案もあったんですが、ちょっと足を伸ばしてラッセンまで来てみて本当によかったです。ヨセミテのような派手さはないけど、国立公園なのに混んでなくて、違うタイプの見どころがそろっています。シャスタ方面におでかけになる際には、寄り道候補に入れてみてください。

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これは公園の外です。「シャスタ方面寄り道候補その2」に向かう途中に遭遇しました。こういう道ばたの発見は大好物。なんでここに立っているのかな〜とかいろいろと想像してしまいます。

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そして、寄り道候補その2に着きました。McArthur-Burney Falls Memorial State Park にあるバーニー滝です。「カリフォルニアで一番美しい滝」とも呼ばれているそうで、いつか見てみたいと思っていました。逆光ぎみで暗いのが残念ですが、それでも充分に美しい。昔見た白糸の滝をちょっと思い出しました。

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滝の周辺をぐるっと回るハイキングコースがあったので歩いてみました。ふと見上げると、斜面いっぱいに苔むした岩がゴロゴロ。これが転がり落ちてきたらホラーだなぁ。

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滝は公園の入り口付近にあって、その奥のキャンプサイトの向こうにはまた違う風景が広がっていました。公園自体はそんなに広くはないんですがキャンプ地として人気があるようで、家族連れもいっぱいいて活気に満ちていました。ラッセンとは大違い。

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午後6時を過ぎて、どんどん暗くなっていく滝をもう一度パチリ。そういえば滝つぼでずーっと釣りをしている人がいました。何が釣れるのかなぁ。

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なんだか久しぶりの大きな高速道路。ギザギザの Black Butte が見えたらマウントシャスタの町に到着です。というか、あやうく通過しちゃうところでした。サンフランシスコにずいぶん長く住んでいるのに、シャスタに来るのは実は初めてなんです。

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この日の予想外のヒットはこちら。雲の帽子をかぶったシャスタ山もすてきですが、どうやらここが一号店らしい Black Bear Diner でのディナーがプチ感動ものでした。

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どうですか、このダイナミックなお皿。しかも、付け合わせの野菜も含めて、全部おいしかったんです。すごーい。その後、サンフランシスコに帰ってきてからエメリービル店にも行ってみましたが、この日の感動は超えられませんでした…(続く)(前回の記事はこちら

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イースタンシエラ9日間の旅(その9)

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ちょっと放置状態になっていたイースタンシエラの旅、あと3日分を今年中にアップできるようがんばります。さて、7日目はネバダ州リノのカジノホテル、Silver Legacy からスタートです。昨晩チェックインするときにAAAのカードを見せたら、朝食バフェの無料券をくれました。ラッキー。

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ランチの分まで食べてお腹を満タンにしてから、今日も国道395号線を北上。カリフォルニア州に入り30マイルほど進んだところでちょっと不思議な看板を見かけたので、ひと休みすることにしました。トカゲに注意って?

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国道沿いのドイルという小さな町(というか集落?)なんですが、看板や建物が妙にかわいいんです。でも観光地ではないので、よそ者が歩いているとジロジロ見られる感じ。アウェー感が半端ないです。

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あーでも、やっぱりかわいい。毎年8月に開催されるトカゲレースが「世界的に有名」とあちこちに書いてありましたが、どれだけ世界的に有名なのか、いつか確認しに来たいと思います。

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そして395号線から州道36号線に入り、午後3時すぎに本日の目的地 Lassen Volcanic National Park(ラッセン火山国立公園)に到着しました。実はさっきまで雷雨に見舞われていたんですが、公園に入ったとたんに雲がサーッと晴れていきました。

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雲だと思っていた白いものの中には、噴気孔から噴出された白煙も含まれていました。この辺りは火山活動が活発らしく、ぐつぐつと煮えたぎる泥沼からはきつい硫黄の匂いが漂っていました。この匂いを嗅ぐと温泉に行きたくなる人種は、世界にどれだけいるんでしょうか。

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そして!! 雪です!! 6月なのに、昨日まで暑さにやられていたのに、まさか雪合戦ができるとは。もうこれだけで「ラッセン最高!!」と叫んでしまいました。

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たぶんこれがラッセン山。写真ではあまり大きく見えませんが世界最大級の溶岩ドームで、この地域で噴火の可能性が一番高い火山だそうです。ところで「イースタンシエラの旅」と題して連載してきたこのシリーズですが、ここはもうシエラ・ネバダ山脈ではなく、カナダから連なるカスケード山脈の南端に位置します。厳密に言うと違う旅の始まりですが、めんどくさいのでそのまま続けます。それにしてもナイスな笠雲です。

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固有名詞の区切り方を間違えるとすごい名前になってしまうハイキングコースは、残念ながら立ち入り禁止でした。理由は「積雪のため」。

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そうです。さっき「雪だ! 雪だ!」とはしゃいでいた時には想像もしなかったレベルの雪がまだ残っていたのです。すごい。こんなに雪が見られるとは夢にも思っていませんでした。

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そんな公園内を北の方に進んでいくと、噴火で焼けたと思われる森林エリアに突入しました。とても静かで、童話の世界に迷い込んだような気分。

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その中でひと際目を引いたのが、このニョキニョキとニョロニョロのように生えるピンクの植物。名前は Snow Plant だそうです(正式名称はSarcodes)。春から夏にかけて、時にはまだ雪が残る地面から顔を出すことから、こう呼ばれるようになったと書いてあります。

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そして、これがこの日一番の絶景。園内にあるヘレン湖という湖ですが、今回の旅の中でも特に印象に残っている景色です。1日中このスポットに居座って、もっと写真を撮りたいと強く思いました。でも野宿の用意はないし、今日の宿も見つけないといけないので、しぶしぶ公園を後にすることに。

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ところがラッセンを訪れる人は野宿キャンプするのが主流なのか、公園を出てもしばらくモーテルが見当たりません。州道を10マイルほど下ったところでなんとか今日の宿をゲット。空はどんどん暗くなっていくし、かなり心細かったです。

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閉店したばかりのレストランで頼み込んで、サンドウィッチやベイクドポテトの調達に成功。部屋で本日2回目の食事をとりました。カジノの朝食バフェとはえらい違い。でも、これはこれで趣きがありました。(続く)(前回の記事はこちら