昨年6月にシエラ・ネバダ山脈の東側(Eastern Sierra)を中心に9日間旅をしました。写真をたくさん撮ったので思い出しながら紹介したいと思います。
初日の目的地はランズバーグ(Randsburg)です。カリフォルニア州カーン郡にある小さな町なんですが、1895年に近郊で金が発掘され、1899年には3500人以上が住むほどの町に成長。採鉱産業の衰退とともにゴーストタウン化したものの、まだ住人が住んでいて「Living Ghost Town」と呼ばれています。午前11時ごろサンフランシスコを出発し、ベーカーズフィールドで思わず食べ放題の食事休憩を入れてしまったので、到着したのは午後6時半すぎ。普段はもっと観光客がいるとのことですが、日没が近いからか町はガラーンとしていました。
町の中心部(?)にあるジェネラルストア。いい味出してます。旅行の計画を練っている時にこの建物の写真と出会ってしまい、旅程を変更してしまったほどです。
しかも毎日(水曜を除く)普通に営業しているんです。到着が遅かったので残念ながら閉まっていましたが、公式サイトを見ると日用品を販売するジェネラルストアであると同時に、レストラン&アイスクリームパーラーでもあるようで、「biggest banana splits you have ever seen!」が自慢のようです。
ほかにもアンティークショップやギャラリーなどが数店ありましたが、すべて閉店済み。旅行者案内所サイズの博物館も、もちろん閉まっていました。
この3軒、いいですね〜。ここの歩道だけ舞台のように一段高くなっていて、映画のセットのようでした。
地理的にはモハベ砂漠に近いんですね。半日でずいぶん遠くに来たなぁと、サボテンを撮りながら急に思ったりしました。
不思議なベンチ。こんなところに座ってのんびりしたかったんですが、そろそろどこか泊まる所を探さないといけません。
町中で扉が開いていたのは、この小さな留置所だけ。歴史を感じさせますが、滞在する場所ではありません。
フォトジェニックな町に別れを告げて、ここから一番近い都市(都市?)であるリッジクレスト(Ridgecrest)へ向かうことにしました。次に来ることがあれば、ジェネラルストアでバナナスプリットを食べたいです。
リッジクレストのモーテルで部屋を取ってから夕食へ。実はまだ一度も入ったことがなかった Wienerschnitzel に挑戦しました。
世界最大のホットドッグ・チェーン店らしいので素直にホットドッグを食べたんですが、う〜ん微妙。店の名前である Wiener Schnitzel はメニューにありませんでした。なーんだ。(続く)
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